新潟に来ています。
新潟市内の万代橋から遊歩道を下流のほうに向かって歩いてきました。この先、佐渡島へのフェリーターミナルです。
スクリューのモニュメントがありますが、
ぼくは佐渡に渡るために来たわけではありませんが、ちょっと見学させていただきたいと思います。
パブリックスペースの中に入るのは問題ないでしょう。
次の出港まで時間があるので、ターミナル内に船客の姿はなく、がらんとしてました。
外に出てきました。
ターミナルの横の道路を先のほうに向かって歩いてみましたが
ここで行き止まり、この先進めません。
しかし佐渡に向かうフェリーが奥に見えました。
新潟港を船出して
海上わづか十八里
佐渡に名高き鑛山を
見てかへらんも益あらん
信濃川の河口方面を望む
この先、日本海が広がります。
佐渡には眞野の山深く
順徳院の御陵あり
松ふく風は身にしみて
袂しぼらぬひともなし
では、また元の道を引き返します。
海上保安庁の巡視船が停泊していました。
万代橋まで戻り、またもと来た道をたどって
新潟駅まで戻ってきました
波路やすけく直江津に
かへりて聞けば越中の
伏木にかよふ汽船あり
いざ乘りかへて渡海せん
鐵道唱歌は新潟港を船出して佐渡に渡った後、直江津に帰ってきたようです。
当時(鉄道唱歌は明治33年に出版)、北陸本線は米原から富山までしか開業しておらず、富山~直江津間は未開業でした。
代わりに沿岸航路があったのでしょう、直江津港から富山港まで船で行っています。
では、「鉄道唱歌で行く信越本線」はここでいったん締めさせていただきます。
またいずれの日にか、富山から米原まで「鐵道唱歌第四集 北陸地方」の続きをレポートさせていただきたいと思います。
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