カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

新潟港佐渡汽船ターミナル 

鉄道唱歌で行く信越本線 13

 

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 新潟に来ています。

新潟市内の万代橋から遊歩道を下流のほうに向かって歩いてきました。この先、佐渡島へのフェリーターミナルです。

 

 

 

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 スクリューのモニュメントがありますが、 

 

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 新潟港(西港区)万代島埠頭 佐渡汽船ターミナル

 

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ぼくは佐渡に渡るために来たわけではありませんが、ちょっと見学させていただきたいと思います。

 パブリックスペースの中に入るのは問題ないでしょう。

 

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 次の出港まで時間があるので、ターミナル内に船客の姿はなく、がらんとしてました。

 

外に出てきました。

 ターミナルの横の道路を先のほうに向かって歩いてみましたが

 

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 ここで行き止まり、この先進めません。

 

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 しかし佐渡に向かうフェリーが奥に見えました。

 

鐵道唱歌 北陸地方 四七

 

新潟港を船出して

海上わづか十八里

佐渡に名高き鑛山を

見てかへらんも益あらん

 

鉄道唱歌は新潟から海上佐渡に渡っていきます。

 

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 信濃川の河口方面を望む

この先、日本海が広がります。

 

鐵道唱歌 北陸地方 四八

 

佐渡には眞野の山深く

順徳院の御陵あり

松ふく風は身にしみて

袂しぼらぬひともなし

 

 

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 では、また元の道を引き返します。

 

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 海上保安庁の巡視船が停泊していました。

 

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 万代橋まで戻り、またもと来た道をたどって

 

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 新潟駅まで戻ってきました

 

 

鐵道唱歌 北陸地方 四九

 

波路やすけく直江津

かへりて聞けば越中

伏木にかよふ汽船あり

いざ乘りかへて渡海せん

 

佐渡島へは新潟港のほか、直江津港からも定期船が出ています。

鐵道唱歌は新潟港を船出して佐渡に渡った後、直江津に帰ってきたようです。

 

当時(鉄道唱歌は明治33年に出版)、北陸本線米原から富山までしか開業しておらず、富山~直江津間は未開業でした。

代わりに沿岸航路があったのでしょう、直江津港から富山港まで船で行っています。

 

では、「鉄道唱歌で行く信越本線」はここでいったん締めさせていただきます。

またいずれの日にか、富山から米原まで「鐵道唱歌第四集 北陸地方」の続きをレポートさせていただきたいと思います。

 

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