鉄道唱歌で行く東海道本線 9 / 青春18令和2年春紀行 2日目
国府津駅まで来ました。
御殿場線をを通って沼津まで行く12時50分発の鈍行列車。JR東海の車両です。
山側のボックス席に座ります。
東海道本線から分かれて進んでいきます。
電車は少しずつ山の中に入っていきます。
小田急線と立体交差。下を走っているのが小田急線、その小田急線から写真左のほうに向かってJR線とつながる連絡線が伸びています。
小田急新宿と御殿場を結ぶ特急「ふじさん」がこの連絡線を通っています。
昔、ぼくが日本の鉄道全線完乗を目指していたころ、この連絡線に乗るためだけのためにわざわざ当時運行されていた特急「あさぎり」に乗ったことがありました。
御殿場線は昔の東海道本線、かつては物流の中心動脈であり輸送量も多かったため、複線となってました。
戦時中に鉄材供出のため単線化され、そのままになっています。
いでゝはくゞるトン子ルの
前後は山北小山驛
今もわすれぬ鐵橋の
下ゆく水のおもしろさ
やがて前方に富士山が見えてきます。
はるかにみえし富士の峯は
はや我そばに來りたり
雪の冠雲の帯
いつもけだかき姿にて
静態保存してある蒸気機関車の横を過ぎ
御殿場駅に着きました
こゝぞ御殿場夏ならば
われも登山をこゝろみん
高さは一萬數千尺
十三州もたゞ一目
ちなみに富士山の標高は3776mです。
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