カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

東海道本線 727M 焼津~浜松

鉄道唱歌で行く東海道本線 14 / 青春18令和2年春紀行 3日目

 

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 早朝5時過ぎ、まだ暗い中ホテルを出て、清水駅に向かいます。

 

 

昨日まで好天に恵まれていたのですが、今日は天気が崩れるとの予報が出ています。まだ雨は降りだしてはいませんが、どうなることやら・・

 

 

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 清水駅

 

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 5時40分発、静岡行き鈍行列車。

これに乗って静岡まで行き、そこから乗り換えて東海道本線を下っていきます。

静岡着、5時52分。

 

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 5時54分発、浜松行き鈍行列車に乗り換えます。

 

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 ロングシートの車内。

 

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焼津駅まで戻ってきました。

ここから東海道本線鉄道唱歌の旅、再開です。

 

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 まだ雨は降ってはいませんが、どんよりとした雲が低く立ち込め、薄暗い中を走ります。

 

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 島田駅

 

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大井川を渡ります。

 

鐵道唱歌 東海道篇 二三

 

春さく花の藤枝も

すぎて島田の大井川

むかしは人を肩にのせ

わたりし話も夢のあと

 

大井川の川越し人足が廃止され、渡し舟に替えられたのが明治3年のことです。鉄道唱歌発表のわずか30年前です。

当時の人々には、肩車で川を渡っていたころの記憶が実体験として残っていたのでしょうね。

 

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ついに 雨が降り出してきました。

蒸気機関車の運転で知られる大井川鐵道の始発駅、金谷駅

 

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 立体交差で新幹線を下に見ます。

 

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袋井駅

 

鐵道唱歌 東海道篇 二四 二五

 

いつしか又も闇となる

世界は夜かトン子ルか

小夜の中山夜泣き石

問へど知らぬよその空

 

掛川袋井中泉

いつしかあとに早なりて

さかまき來る天龍の

川瀬の波に雪ぞちる

  

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 天竜川を渡ります

 

鐵道唱歌 東海道篇 二六

 

この水上にありと聞く

諏訪の湖水の冬げしき

雪と氷の懸橋を

わたるは神か里人か

 

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 新幹線と並行して走り

 

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終点の浜松着、7時5分。

 

鐵道唱歌 東海道篇 二七

 

琴ひく風の濱松も

菜種に蝶の舞坂も

うしろに走る愉快さを

うたふか磯の波のこゑ

  

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