カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

新橋停車場

鉄道唱歌で行く東海道本線 1 / 青春18令和2年春紀行 2日目

 

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 早朝の東京駅丸の内北口

 

 

 

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 北口のドーム内部

 

 

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京浜東北線・山手線のホームに出てきました。時刻は5時30分ごろ。

電車に乗ってひと駅、新橋まで戻ります。

 

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 駅を出て、携帯電話の地図を見ながら少し歩きますと、

 

 

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高層ビルに囲まれて、小さな石造りの建物があります。旧新橋停車場です。

 

 

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 明治5年、日本で初めて鉄道が新橋~横浜間に開通しました。

その当時、鉄道の起点ターミナルとして造られたのが新橋駅です。新橋駅は大正3年に東京駅が開業するまで、日本の鉄道の中心ターミナルでした。

 

明治33年に発表された「鉄道唱歌」においても『 ♪ 汽笛一声新橋を~はや我が汽車ははなれたり~・・』と、新橋駅から全国の旅に出発しています。    

 

この旧新橋停車場は、その当時の場所に当時の姿を復元して建てられたものです。

 

 

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 内部は博物館になっていて鉄道草創期の様々なものが展示されているそうです。

 

ただし訪れたときは、新型コロナのため休館でした。(この措置は令和2年4月15日現在も継続中です)

最も、コロナがなくても現在時刻はまだ早朝6時前、こんな時刻から開いてるわけありませんが・・

 

 

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開業当時の写真

 

建物の裏のほうに回ってみます。 

 

 

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 そこには当時のホームが復元されています。

 

 

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 これも復元された当時の線路。

 

 

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 「双頭レール」と言って、上下が同じ形のレール。

このレール、しばらく使って上部がすり減ると、ひっくり返して再利用できたそうです。

 

今のレールは下部が平らで、小さな犬釘で止めますが、この当時はえらいごっつい部品を使って枕木に固定していたんですね。

 

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 そして0哩(マイル)標識

ここが日本の鉄道の起点だった場所です。

 

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 英国に指導を受けた日本の鉄道は、ポンド・ヤード法を採用していました。

現在のメートル法に切り替わるのは昭和5年のことです。

 

では、旧新橋停車場を後にして

 

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 現代の新橋駅に戻ってきました。

 

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 ではここから東海道線を下っていきます。

 

鐵道唱歌 東海道篇 一

 

汽笛一聲新橋を

はや我汽車は離れたり

愛宕の山に入りのこる

月を旅路の友として

 

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旧新橋停車場