カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

鉄道雑話

ある日の夢の話

9月初めのある日の朝、妙な夢を見ました そこは山陰本線の松江駅。ぼくはDD51型ディーゼル機関車が牽引する旧型客車に乗りました。手動の開き戸を開けて乗り込みます。 列車は発車。 客車列車に乗ったはずなのに何故か運転台かぶりつきをしているところがい…

車内補充券の話

無人駅から乗ったとき、定期券で入場し区間外の駅まで行く時、特急券を持たずに特急列車に乗ったとき、等の場合は、乗車後に車掌に申し出て必要なきっぷを購入すことになります。 このとき車掌が発行するきっぷを「車内補充券」と言います。 現在は車掌は端…

きっぷの紙の話

現在、JRの駅窓口で売られているきっぷは、そのほぼすべてが、ロール紙にプリンターで印字されて出てくるものとなっています。 ≪現在の一般的なJRのきっぷ≫

時刻表の話

鉄道を使った旅に出るとき、欠かせないのが時刻表です。 と、いっても最近は時刻表アプリなるものが充実してきて、出発地と目的地、出発時刻または到着時刻を入力すればネット上で簡単に結果が出てくるのですが・・・ それでも青春18きっぷでの鈍行列車の旅…

夜行の話

旅行に出たとき泊まる場所と言えば、通常は旅館かホテルですね。ほかに民宿、ペンション、国民宿舎や国民休暇村などでしょうか。 お金を節約したい方はカプセルホテルやドミトリー(相部屋の簡易宿所)、ネットカフェなどを利用される方もいるでしょう。 ≪旅…

かしわめしの話 その2

先日、かしわめしの話をしました。 ≪東筑軒がかしわめし・かしわうどんを販売する折尾駅・令和3年11月撮影≫ 現在、北部九州地方でかしわめしの駅弁を販売している、鳥栖駅の中央軒・折尾駅の東筑軒・小倉駅の北九州駅弁当では、いずれもその派生型と言える「…

鉄道線の全線完乗の話

「鉄」にもいろいろあります。「乗り鉄」「撮り鉄」「収集鉄」など、鉄道を趣味の対象としててもその楽しみ方はそれぞれです。 ≪和歌山電鐵≫

かしわうどんの話

先日、かしわめし駅弁の話をしました。 現在、かしわめしを製造している東筑軒・中央軒・北九州駅弁当では、そのいずれもが駅構内やホームで「かしわうどん」も提供しています。 ≪中央軒がかしわめし・かしわうどんを販売する鳥栖駅。駅舎は明治36年の竣工≫

かしわめしの話

九州北部では「かしわめし」と称する駅弁が販売されています。 「かしわ」というのは鶏肉のこと。ぼくは普通に「かしわ」とは鶏肉だと思っていましたが、実はこれ、九州や関西地方でしか通じないそうですね。最近知りました。 この「かしわ」を炊き込んだご…

572.1kmを170円で乗った話

572.1kmを170円で乗った話 序章 表題にした572.1km・・・東京から東海道本線で下ると大阪まで556.4km、その先西宮までで571.8km。すなわち東京から関西圏くらいまでの距離ですね。572.1kmをJR東日本・JR東海・JR西日本の普通運賃で乗ると9130円になります。 …

青春18きっぷで列島縦断

先日ご紹介いたしました「青春18きっぷ」ですが、「乗り鉄」の中には酔狂なことを考える者がいるものです。 たとえば「青春18きっぷを使って日本列島縦断」。 JRの普通・快速列車だけを使って、5日間かけて日本列島を北海道から本州、九州へと(あるいはその…

青春18きっぷ

ぼくは昔から青春18きっぷを愛用しています。若い頃はこれを使って日本の JR・私鉄線の完乗目指して列車に乗りまくっていました。 ≪画像は発売価格改定前のもの、令和3年春の発売額は12,050円≫ 青春18きっぷについての解説はネット上にいくつでもありますが…

鉄道連絡船考

「鉄道連絡船」を行く 序章 / 青春18令和元年夏紀行 4日目 昔、鉄道連絡船というものがありました。国鉄末期~JR初期には青函・宇高・宮島の3航路があり、これらは営業上、鉄道路線の一部という扱いでした。青函連絡船はトンネル、宇高連絡船は橋の開通で姿…