「鉄」にもいろいろあります。「乗り鉄」「撮り鉄」「収集鉄」など、鉄道を趣味の対象としててもその楽しみ方はそれぞれです。
≪和歌山電鐵≫
ぼくは鉄道に乗ること自体を楽しむ「乗り鉄」ですが、乗り鉄にとっての目標と言えば「全線完乗」です。文字通り鉄道線の全線を乗りつぶすもので、まずJRの全線を完乗してから次に私鉄の完乗を目指すことが多いようです。
ぼくはJR・私鉄の両方を並行して進めていきました。
別に決まったルールなどあるわけでもなく、それぞれが自分が決めた基準に基づいて乗っていけばいいわけです。
ぼくがJR・私鉄線の全線完乗を達成したのは平成11年10月10日、JR日高本線の様似駅において達成しました。ぼくが30代前半のころのことでした。
ただし、その後に開通した路線もあり、現時点での鉄道路線の完乗とはなっておりません。
現在では、ぼくの趣味は鉄道に重きを置きつつも古事記・神話にシフトしてきており、また近年開通する路線は大都市近郊の面白みのない通勤路線がほとんどです。おそらく平成11年以降に開通した路線をすべて乗りつぶすことはないでしょう。
≪全線完乗の当日、日高本線様似駅で購入した乗車券。当時、入場券を買って記念に残していたが、様似駅は簡易委託駅で入場券はないので代わりに近距離の乗車券を購入したもの。厚紙に印刷された、今ではほとんど見ない「硬券」≫
日高本線は災害のため鵡川～様似間が休止され、復旧されることなく廃止。ぼくが全線完乗を達成した様似駅も消滅してしまいました。
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