カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

日豊本線 2527M 小倉~中津

鉄道唱歌で行く日豊本線 2 / 青春18平成31年春紀行2日目

 

小倉では7時40分発の中津行き鈍行列車に乗り換えます。

813系1100番台の3両編成、座席は既に2/3ほど埋まっており、ドア横に立って移動します。

 

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鹿児島本線としばらく並行して走ります。

 

鐵道唱歌山陽・九州篇三二

 

これより汽車を乘りかへて

東の濱に沿ひゆかば

城野行橋宇島を

すぎて中津に至るべし

 

鉄道唱歌は汽笛一声新橋を出ると、神戸を経て三田尻鉄道唱歌が発表された明治33年当時の山陽本線終点、現在の防府)までまっすぐ進んできましたが、九州入りすると小倉から宇佐へ、そのあと八代へ、そして長崎へと放射状に進んでいきます。

当時日豊本線の終点は宇佐(現在の柳ヶ浦)、鹿児島本線の終点は八代でした。

 

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西小倉、ここで鹿児島本線と別れて進んでいきます。

 

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 城野駅、ここから日田彦山線が分岐します。

向かいのホームに入ってきたのは小倉に向かう811系1500番台。

 

811系の既存車を改造したもので、走行機器が一新されたほか、車内も大幅に変更されています。

しかし、転換クロスシートを取っ払ってオールロングシートにしたのは、ちょっとね・・・

 

今後は811系全車両を1500番台に改造するそうです。クロスシートに座れない確率が格段に高まる訳で、嫌だなあ・・

 

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 行橋駅

 

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車内は通学の高校生でいっぱいです。

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 行橋の次の南行橋で席が空いたので着席。

 

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 豊前松江(ぶぜんしょうえ)駅に入る手前で海が見えます。

 

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豊前松江から次の宇島までわずかな間ですが海岸沿いを走ります。

 

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宇島駅

 

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ここまでくると車内もだいぶ空いてきました。

 

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そして列車は中津駅へ。

 

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時刻表では中津着8時45分のところ、3分遅れの8時48分につきました。

 

鐵道唱歌山陽・九州篇三三

 

中津は豐後の繁華の地

賴山陽の筆により

名だかくなりし耶馬溪

見るには道も遠からず

 

頼山陽は江戸後期の文人で、当時山国谷と呼ばれていたその地を訪れたとき、漢風に「耶馬渓」と字を当てて漢詩を詠んだのが耶馬渓の名の起こりだと言われています。

 

 

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 ここまで乗ってきた電車。

 

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