鉄道唱歌で行く日豊本線 3 / 青春18平成31年春紀行2日目
9時14分発の大分行き鈍行列車、815系2両編成。
815系はJR九州が福岡・北九州都市圏で長編成を組む811系・813系に続いて製造した一般型電車で、地方路線で短編成のワンマン運転を行うために製造されました。
しかし顔つきは愛嬌あるが、ロングシートの車内は好きになれない。
定刻中津駅を発車します。
そして柳ヶ浦駅、鉄道唱歌の時代、明治33年はここが日豊本線の終点であり、当時はここが宇佐駅でした。
白雲かゝる彦山を
右にながめて猶ゆけば
汽車は宇佐にて止まりたり
八幡の宮に詣でこん
かつては「八幡の宮」、すなわち宇佐神宮へはここから歩いて参拝していたのでしょう。夏目漱石も熊本市の第五高等学校(現在の熊本大学)の教員だった頃、ここから歩いて宇佐神宮へ行ったそうです。
現在では、宇佐駅から宇佐神宮まで路線バスの便があります。なのでこのまま宇佐駅まで乗っていきます。
駅館川(やっかんがわ)を渡ります
宇佐駅着、定刻9時38分。
乗ってきた電車、この後大分まで走っていきます。
駅名標のデザインはどこか米国風。
USA(United States of America)をイメージしてるのか
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