今週のお題「わたしと乗り物」
鉄道唱歌で行く山陽本線 7 / 青春18令和元年夏紀行 2日目
姫路駅。
阿彌陀は寺の音に聞き
姫路は城の名にひゞく
こゝより支線に乘りかへて
ゆけば生野は二時間餘
鉄道唱歌が作られた明治33年当時、播但線の生野まで2時間余りかかってたんですね。
令和元年の今、特急はまかぜで45分、鈍行列車で1時間少々といったところです。
12時5分発、相生から赤穂線のほうに行く播州赤穂行き。これで相生まで行き、山陽本線の岡山行きに乗り換えます。
車内
空いてる席は無く、立っての移動となります
相生着、12時54分。
那波の驛から西南
一里はなれて赤穂あり
四十七士が仕えたる
淺野内匠の城のあと
那波駅(なばえき)は今の相生駅です。
この列車はそのまま赤穂線に乗り入れて播州赤穂に行きますが、鉄道唱歌は山陽本線をまっすぐ進みますので乗り換えなくてはなりませんん。
ちなみに赤穂線相生~播州赤穂間の開業は戦後の昭和26年、鉄道唱歌ができた明治33年には赤穂までの鉄道はありません。
相生12時26分発の岡山行き鈍行列車は黄色く塗られた国鉄近郊電車の三両編成。
車内は転換クロスシートに改造されていましたが、窓枠はそのままのため座席配置とずれてます。空いてる席は窓と窓の間の壁だったり、戸袋窓だったりで、展望のいい席は空いていない。
仕方なく、車端部のボックス部分に腰掛けました。
発車直前についた列車からの乗り換え客も乗ってきて車内は満員に。
駅につくごとに乗客が降りていき、満員だった車内もだいぶ空いてきました。
列車は山の中を進んでいきます。
だんだん岡山も近づいてきました。
岡山13時37分着。
播磨すぐれば燒物の
名に聞く備前の岡山に
これも名物吉備團子
津山に行くは乘りかへよ
ここでまた乗り換えます。津山にはいきませんが山陽本線を西に進みます。
岡山駅。
国鉄381系電車・特急やくも、JR西日本187系気動車・特急スーパーいなば、JR西日本223系近郊型電車、国鉄40系近郊型気動車と、いろんな車両が並んでいます。
水戶と金澤岡山と
天下に三つの公園地
後樂園も見て行かん
國へ話のみやげには
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