鐵道唱歌で行く東海道本線 3 / 青春18令和2年春紀行 2日目
大船7時12分発、久里浜行き鈍行列車。
鐵道唱歌は大船から横須賀線に乗り換えて横須賀まで行き、また大船まで戻ります。その道順に沿ってこれで横須賀まで乗っていきます。
今度は二階席に上がってみます。
高いところからの眺めは、階下席とは全く違います。
電車は東海道本線から分かれて進んでいきます。
八幡宮の石段に
立てる一木の大鴨脚樹
別當公曉のかくれしと
歴史にあるは此蔭よ
こゝに開きし頼朝が
幕府のあとは何かたぞ
松風さむく日は暮れて
こたへぬ石碑は苔あをし
北は圓覺建長寺
南は大佛星月夜
片瀬腰越江の島も
たゞ半日の道ぞかし
さて、鎌倉駅で普通車に移動します。
新橋駅でグリーン券を購入した際、この先から料金が上がるみたいなので、グリーン券は鎌倉までにしておきました。
奮発してグリーン車に乗っても、このあたり貧乏人の癖は抜けないなあ・・
普通車は4扉ロングシート、通勤電車と変わりません。
グリーン車とは天と地の違いです。
田浦駅、トンネルに両側を挟まれた駅で、一部の車両はトンネル内に停車するためホームがなく、その車両はドアが開きません。
さて、田浦の次が横須賀ですが、ここで車掌さんの車内放送。
どうもその横須賀でホームに設置してある非常ボタンが押されたらしく、安全確認ができるまで発車を見合わせる・・のだそうです。
え、ここまで来て・・・どれだけ待つんだろうか・・不安になります。
しかし数分の後、安全確認ができたので発車する、と放送がありました。
非常ボタンはホームで急病人が出たために押されたそうです。
ほどなく列車は発車し、トンネルの中に入ります。
トンネルを抜けると艦船の姿が見えました。
横須賀は昔から佐世保や呉と並んで海軍の町として知られ、今も海上自衛隊が置かれています。
横須賀着、定刻では7時35分のところ、約7分遅れて到着しました。
電車は久里浜に向けて走っていきます。
横須賀線は明治22年に大船~横須賀間が開業しました。久里浜まで延伸開業したのは昭和19年です。
駅前から見える護衛艦。
汽車より逗子をながめつゝ
はや横須賀に着きにけり
見よやドツクに集まりし
わが軍艦の壯大を
前<<< 東海道本線 1731M 新橋~大船 - カリバ旅行記
次>>> 京浜急行電鉄・京急バス 汐入~馬堀海岸~走水神社 - カリバ旅行記
≪鉄道唱歌で行く≫
鉄道唱歌で行く東海道本線 1 2
鉄道唱歌で行く山陽本線 1 2 3 4 5
鉄道唱歌で行く日豊本線 1 2 3 4
鉄道唱歌で行く長崎本線 1 2 3 4 5
≪タクロウ作成のサイト≫
小説古事記
温泉の話
駅弁の話
古事記ゆかりの地を訪ねて