鉄道唱歌で行く信越本線 8 / 青春18令和3年春紀行 初日
14時19分発、長岡行き鈍行列車。
ここからはJR線なので青春18きっぷが使えます。
車内、三扉セミクロスシートですが、後ろ半分はロングシート、前半分にボックスシートが4組設置されています。
進行方向左側、海側のボックスシートに腰を下ろします。
冷たい 雨の中、定刻に発車します。
関川を渡ります
除雪車が休んでいます。
この冬は大雪で忙しく働いたでしょうね。
かつては上越新幹線と連絡し、首都圏と北陸地方を結ぶ特急列車が北越急行線経由で運行されていました。北陸新幹線の延伸開業後はローカル列車が走るだけとなっています。
だんだん海岸線に出てきたような雰囲気がしています
柏崎川を渡るところで河口に日本海が見えました。
かなりあれているようです。
すぐれば來る柿崎の
しぶ╱╲茶屋は親鸞の
一夜宿りし跡ときく
「春日神田」は直江津~黒川間にあった駅です。(ただし当時黒川駅は貨物駅で旅客営業無し)明治39年に廃止されました。
「しぶしぶ茶屋」とは何ぞや?
調べてみると、柿崎駅近くの「浄禅寺」というお寺に親鸞の伝説があるようです。
柿崎を出ると、大荒れの日本海岸に沿って列車は走ります。
冷たい雨が降り、窓ガラス斜めに流れ落ちていきます。
柿崎すぎて米山の
くゞるトン子ル七つ八つ
いづれば廣きわたの原
佐渡の國までくまもなし
見渡す空の靑海川
おりては汐もあみつべし
石油のいづる柏崎
これより海とわかれゆく
こんなところで汐を浴びたりしたら、かなり悲惨なことになりそう・・・
柏崎着、15時3分。
昭和初期ごろまでこの地では原油を採掘していました。信越本線はここから日本海岸を離れ、鯖石川・長鳥川に沿って内陸のほうに入っていきます。
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