肥後大津を11時8分に発車する宮地行鈍行列車、JR九州の200系気動車2両編成
車内は黒光りがする転換クロスシート
向かい合わせにセッティングされてましたが、進行方向に合わせて転換させることも可能です。
定刻、列車は出発
阿蘇谷のほうへ進んでいきます。
そして左手から線路が見えてきました。もうすぐスイッチバック駅の立野です。
立野駅到着後、列車は折り返してこの線路を進んでいきます。
そして立野駅着、
山岳線のスイッチバックには本線から平坦地に列車を引き入れるためのもの(土讃線坪尻駅、篠ノ井線姨捨駅など)と本線の勾配緩和のためのもの(木次線出雲坂根駅、箱根登山鉄道大平台駅など)がありますが、立野駅は後者の方、
すなわち勾配緩和のために本線をジグザグに進ませるもので、立野駅は三段スイッチバック駅になっています。
この先阿蘇のカルデラに入ります。カルデラの中央火口丘の北側が阿蘇谷、南側が南郷谷と呼ばれています。
南阿蘇鉄道も熊本地震で被災し、今も一部区間が不通になっています。
しかし2023年に復旧予定とのこと、水害で被災しそのまま廃線となった高千穂鉄道のと同じ運命をたどるのか・・と思っていたのでひと安心です。
ちなみに南阿蘇鉄道と高千穂鉄道は、国鉄時代は一本の路線としてつなげる構想で、それぞれ高森線と高千穂線として開通したものでした。
列車の進行方向最後部。ここからは、こちらを先頭に進んでいきます。
運転士さんは停車中にこちらの運転台に移動してきております。
列車はダイヤモンドクロッシングを右側の線路に入り
勾配を登っていきます。
右側から線路が現れました。
この先、列車は折り返してこの線路を進んでいきます。
列車は停止
車止めが見えます。この先、線路はありません。
運転士さんは車内の通路を歩いて元の運転台へ
ここから進行方向が変わります。
列車は出発
右側の線路に入って登っていきます
列車は阿蘇谷のほうに進んでいきます。
≪他の山岳スイッチバック駅≫
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