この代行バス、市販の時刻表には載っていません。また、JR九州のウェブサイトを開いても、すぐには出てきません。
ページの下のほうに小さく出ている「エリア別お知らせ情報」から「熊本エリア」に入ると、やっとそこで代行バスの時刻をPDFで開くことができます。
ページの下のほうに小さく出ている「エリア別お知らせ情報」から「熊本エリア」に入ると、やっとそこで代行バスの時刻をPDFで開くことができます。
平日7.5往復、土曜日3.5往復、日・祝日の運行はありません。「主に地元の学生利用のお客さまの通学支援のために運行しております」「一般の方もご利用できますが学生の優先利用をお願いいたします」と注意書きがあります。
「豊肥本線の代行バスについても青春18きっぷでご乗車いただくことができます。
ただし、代行バスは地元のお客さまの交通手段を確保するために運行していることから、混雑状況により地元のお客さまの乗車を優先させていただく場合がございますので、予めご了承ください。」
ただし、代行バスは地元のお客さまの交通手段を確保するために運行していることから、混雑状況により地元のお客さまの乗車を優先させていただく場合がございますので、予めご了承ください。」
ま、行ってみっか。乗れんかったら肥後大津から熊本経由で帰るだけたい・・・

肥後大津駅南口。
このあたりからバスは出ると思うのですが、どこにも「代行バス乗り場」を示す標識や表示らしきものは見当たりません。
このあたりでしばし待ちます。
すると、その代行バスを待つと思われる列ができてきました。周囲に係員らしき姿はなく、自然発生的に行列ができ始めています。ようわからんが、自分もそこに並んで待ちます。
今日は土曜日、熊本からの電車は肥後大津14時40分着、それを受けてバスは14時50分に出ることになっています。しかし、14時30分ごろにはかなり長蛇の列となっていました。
電車が到着する14時40分ごろ、それらしきバスがやってきました。しかし、やってきたのは小っこいマイクロバス。これに全部乗れるんか?
ドアが開き、順番に乗り込んでいきます。私は乗り込んで、運転席の運転手さんに青春18きっぷを見せました。運転手さんは何にも言わず、乗車を断られるでもなくそのまま私は座席へ。
しかしこの後、車内は混乱します。

この小さなマイクロバスにこれだけ全員乗るのは至難の業。
運転手さんは「もっと詰めて!」と叫んでいます。
運転手さんは「もっと詰めて!」と叫んでいます。
「詰めて」と言われても通勤電車じゃないんだから、座席の数以上は乗れません。
しかもバカでっかいリュックサックを背負った西洋人のバックパッカーまで乗り込んできたもんだから、車内は大変な状況。
結局、中学生くらいの女の子が2人、積み残されたようです。運転手さんは外に出て、女の子のそばで携帯電話で話しています。本社に対応策の依頼をしているのでしょうか。
結局「学生の通学利用のため」だの「地元のお客様優先」だのゆーのは何だったんだ?こんな状況ならこんな注意書きは必要ない。
注意書きするならしっかり係員を配置して、まず学生に学生証を提示させて、地元民に免許証とか保険証を提示させて乗せて、残席をそれ以外の客に先着順に割り当てるようにするべきだ。

電話を終えた運転手さんがバスに戻って出発。

しばらく大津市内を走っていきます。・


県道を進み、阿蘇の外輪山を登っていきます。しかししばらく行くと、大渋滞に巻き込まれました。ずーっと前のほうまで車の列がつづいています。やれやれ、はあ~


しばらく行くと、展望が開けてきます。


阿蘇の外輪山を進みます。


下り坂に差し掛かりました。下のほうは阿蘇谷の集落が見えています。

そして阿蘇谷に降りてきました。

「阿蘇西ふれあい市場あかみず」この駐車場の裏が赤水駅代替の停留所となっています。定刻では肥後大津から所要40分の15時30分着ですが、渋滞のためにここまでで約15分の遅れ、数人の客が降り、入れ替わりにまた数人乗ってきました。


阿蘇谷をバスは進みます。
途中の停留所で数人ずつ降りて、乗ってきます。


乗ってきた代行バス。「七城観光」のバスで、運転手さんは通常業務では路線バスの運転などしないでしょう。
運転手さん、お疲れ様です。
運転手さん、お疲れ様です。
博多から「山鹿線」を通って大分へ 8 -豊肥本線2427D列車 阿蘇-豊後竹田 - /青春18平成29年夏紀行・3日目 へ続く
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