紀伊国を行く 2
「県社 大屋都姫神社」の社号票
参道を進んでいきます
こちらも「紀伊国総社」ののぼりが立っています
先に訪れた府守神社と並んでこちらも紀伊国総社であったと推定されています
律令制のもと任国に赴任した国司は、国内の神社を順に参拝して回ることになっていました、この回る順番を表したのが一宮以下の社格だといわれています
時代は下り平安時代になると国府の近くに総社を定め、ここに参拝することにより巡回を省くようになりました
この周辺からは弥生時代の遺跡が発見されたそうです
大屋都姫神社の境内
ご祭神の大屋都姫(オオヤツヒメ)はスサノオの娘でイソタケルの妹だそうです
日本書記には第一巻(神代上)に別伝として収録してある「一書(あるふみ)」にその名が出てきます。それによると・・
スサノオが我が子のために体毛を抜いて投げ、これが杉・檜・槙・楠になった。
このスサノオの子がイソタケル、妹のオオヤツヒメ、ツマツヒメであり、この三柱の神が木の種を広く撒いた。今は紀伊国に鎮座されている
というように記述されています
妹のツマツヒメを祀る神社も紀伊国に複数あるようです。しかしこれを知ったのは帰ってきてブログの作成している最中であって、現地滞在中はわからす、今回は参詣できませんでした。
また機会あれば改めて参詣したいと思います
大屋都姫神社
手水社
手水鉢にはプラスチックの花が浮かんでいました
拝殿
行使の奥に本殿がたっています
拝殿右側にも拝所が設けられています
奥に境内社が建っています
大屋都姫の兄、イソタケルが祀ってあるそうです
境内の片隅に建つ境内社
「若宮神社」だそうです
別の参道から外に出ます
大家都姫神社を後にして、
紀伊駅まで戻ってきました
阪和線の和歌山行の電車に乗り込みます
和歌山市駅に到着
和歌山市駅はその建設の経緯上、南海電鉄の駅に紀勢本線が間借りするような形になっています
では、和歌山市駅から歩いて5分ほど、
ワカヤマ第1冨士ホテル
ここに今夜の宿を予約しています
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部屋の半分以上をベッドが占領しているシングルルーム
窓からの風景
向かいのオフィスビルでは夜遅くまで明かりがついて、スーツ姿のビジネスマンたちが会議をしているのが見えました
お疲れ様です
施設名 | 大屋都姫神社 |
所在地 | 和歌山県和歌山市宇田森59 |
電話 | 073-461-6494 090-4301-7571 (土屋様宅、社務所に連絡先として掲示してありました) |
FAX | |
営業時間 | |
定休日 | |
料金 | 境内無料 |
交通 | JR 阪和線 紀伊駅より徒歩20分 |
バリアフリー情報 | |
駐車場 | 無 |
令和6年10月現在
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