カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

木次線 1541D 出雲坂根~備後落合 令和2年4月

神話と古跡を訪ねて 20 / 青春18令和2年春紀行 4日目

 

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 出雲坂根に停車中の列車。

 

 

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 駅舎の横に「延命の水」が湧き出ています。

 

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 昔はホームの端から湧き出していたように記憶してますが

 

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 列車は出発。

進行方向が一時的に変わります。その変わった進行方向の最前部にやってきました。

 

 鉄のレールと鉄の車輪で走る鉄道、アスファルトとゴムタイヤより摩擦は非常に小さいものです。それゆえ小さい力で大量の旅客や貨物を運ぶことができるのですが、逆に摩擦が必要な場面では非常に不利となります。

勾配を上るときなど、車輪の摩擦が小さいと滑って登れません。鉄道は勾配に弱く、特に非力な蒸気機関車の時代、勾配克服のために様々な工夫がなされました。スイッチバックもそのひとつで、まっすぐ登らずジグザグに行ったり来たりしながら進んでいこう、という発想です。

出雲坂根駅は勾配緩和のための3段スイッチバックで知られています。

 

 

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 列車は右側の線路を上っていきます。

左側は木次からここまで乗ってきた線路です。

 

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 やがて右側から再び線路が合流して来ます。合流部にはスノーシェッドが覆っています。

 

 

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 スノーシェッドを抜けたところで列車は停止。この先線路はありません。

  

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 運転士さんは車内の通路を歩き、再び後方の運転台へ。

列車は再度、進行方向を変えて発車します。

 

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発車、ここからは 後ろ向きに撮影

 

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 写真右側の線路を上っていきます。

左側には出雲坂根駅から昇ってきた線路が分かれていきます。

 

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 そして国道314号の奥出雲おろちループ橋が見えてきました。

 

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 標高718m

 

 

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 こんなのができて自動車交通は便利になり、木次線は閑散としている。

一方で観光用トロッコ列車の見どころとなり人気が高いのは皮肉・・

(今年はコロナの影響で運休されています)

 

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 そして分水嶺を抜け、島根県から広島県に入ります。

 

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 やがて右側から、芸備線広島方面への線路が合流し

 

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 備後落合駅に近づきます

 

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 駅構内には転車台の残骸

 

 

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 17時1分、備後落合着

 

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≪過去レポート≫

 

 平成31年3月 出雲横田~油木

平成30年4月 出雲坂根~備後落合

 

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