令和3年夏 木次線を行く 2 / 青春18令和3年夏紀行 最終日
もっとも「広島方面」ともありますが、今どき観光や用務で木次線に乗って広島まで行く旅客など皆無でしょう。いるとすればその道の乗り鉄だろうと思われます
さて、その木次線ですが、今朝からの大雨でダイヤが乱れていました。
当初の予定では、宍道11時27分の列車で出発し、途中駅で下車して、再び列車に乗って備後落合17時1分着、という感じで考えていました。
しかし木次線の列車は徐行しながら運転するため、大幅な遅れが見込まれるそうです。
これは困った・・・思慮を重ねた挙句、11時27分の列車で備後落合まで乗りとおす事にしました。
下手に途中下車して、備後落合で芸備線の列車に乗り継げない、なんてことになったら今日中に九州に帰りつけない事態になってしまう。
木次線の途中下車は、また次の機会にするとしましょう。
そんなこんなで、11時27分発の備後落合行き。JR西日本キハ120型2両編成。後ろ一両は出雲横田どまりで、前一両が備後落合まで直通します。
オールロングシートの車内。
定刻に発車しました。
列車は左の木次線に入っていき、
山陰本線と別れて進んでいきます。
列車はゆっくりゆっくり進んでいきます。
なんかようわからんが、運転台の機器が「徐行!徐行!」と甲高い声で叫んでいます。
運転台のスピードメーターを除くと、時速20km前後で走っています。
11時43分着。定刻では11時32分なので、この時点で11分の遅れ・・・
はあ~~、先が思いやられるな・・・
加茂中駅、11時56分着。15分の遅れです。
ここで木次行き列車と交換します。
ただ、時刻表を見ると、この駅で交換する列車はありません。加茂中10時26分発の木次行きがあるのでその列車でしょうか。だとしたら1時間30分遅れています。
列車はなかなか発車しません。運転士さんは列車指令と連絡しています。
構内には除雪車が留置してあります。
12時06分、やっと発車しました。
木次までは安全が確認されたので、通常の速度で運行するそうです。
そして木次駅、12時25分着。24分遅れ。
列車は木次駅を12時39分に発車しました。定刻では12時3分の発車なので、36分の遅れです。
列車は山の中に分け入っていきます。
出雲三成着、13時12分。32分の遅れです。
木次線の各駅には、神話にちなんだ愛称がつけられています。
出雲三成駅の愛称は「大国主命」だそうです。
次の亀嵩駅には13時20分に到着しました。
亀嵩駅は無人駅ですが、駅舎内では蕎麦屋さんが営業しており「駅の蕎麦」として知られています。
と、ドアが開くと、その蕎麦屋さんの主人でしょうか、年配の男性の方が包みを持って立っていました。
すると車内から一人の男性が現れ、包みを受け取り、代金を支払っていました。
亀嵩駅の蕎麦は、あらかじめ電話で予約しておけば列車の到着に合わせてホーム上で受け取ることができるそうです。
そして列車は出雲横田に到着、13時33分。32分の遅れ。
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