令和5年12月、添田駅から日田彦山線BRTに乗って彦山駅までやってきました
ここまでは一般道を走り、ここから旧日田彦山線の軌道跡を転用した専用道を走っていきます
日田彦山線の添田~夜明間は、平成29年7月の豪雨により被災しずっと不通の状態が続いていました。復旧をめぐってJR九州と福岡県・地元自治体との間で協議が続けられていましたが、結局、鉄道での復旧を断念しBRT(Bus Rapid Transit、バス高速輸送システム)での復旧が行われ、令和5年8月28日に開業しました
低床の小型バスの車内
電気バスだそうで、バスは静かに走っていきます
バスは専用道を走っていきます
深倉駅
旧日田彦山線に駅は無く、BRTになって新たに設けられました
(日田彦山線BRTでは「停留所」ではなく「駅」と称しています)
そしてバスは全長4379mの釈迦岳トンネルを通っていきます
トンネルを抜けると、
バスは筑前岩屋駅に停車します
踏切を通過
鉄道の踏切は普段は遮断機が上がっていて列車が通るときに線路をふさぎますが、
日田彦山線BRTの踏切は普段は遮断機がバス専用道をふさいでいて、バスが通過するときに遮断機が上がるようになっています
一般車や人の誤侵入を防ぐためでしょう
バスはめがね橋の上を通っていきます
運転士さんは観光案内をしながらバスを徐行させて進んでいきます
日田彦山線のホームがそのまま残されていました
添田に向かうバスと交換します
旧日田彦山線は単線でしたので、その軌道跡を転用した専用道もバス一台分の道幅しかなくすれ違いが出来ません
そのため駅で交換できるよう、鉄道の閉塞と似たようなシステムが導入されているものと思われます
専用道は宝珠山駅までで、ここから再び一般道に入ります
車窓から見る旧日田彦山線の軌道跡
バスは一般道に入って進んでいきます
やがてバスは国道386号線に入り、久大本線に沿って走るようになり、
この先、日田までは久大本線とBRTが並行して走ります
筑後川の上流である三隈川を見ながら走ります
バスは国道を離れ、
光岡の駅前に入って停車
バスは日田市内に入り、
終点、日田駅着、11時13分
添田から約一時間半の道のりでした
運転士さんに青春18きっぷを見せて降りました
日田彦山線BRTは「青春18きっぷ」や「旅名人の九州満喫きっぷ」などのフリー乗車券でも乗れます。その一方「SUNQパス」は使えません
日田駅前のBRT乗り場と、降車場に停車している今乗ってきたバス
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