カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

肥薩おれんじ鉄道 八代~出水 令和5年6月

薩摩半島紀行 1

 

令和5年6月中旬のある日、福岡から鈍行列車を乗り継いで八代までやってきました

今日も夜勤明け、眠いです

ここに来るまで電車の中で眠りこけていました

 

八代から南に延びる肥薩おれんじ鉄道八代駅

ここから薩摩半島の中央付近にある南さつま市を目指し、さらに列車を乗り継いでいきます

 

今日も「旅名人の九州満喫きっぷ」を使っての移動です

 

「旅名人の九州満喫きっぷ」は九州の全鉄道線(JR九州・私鉄・第三セクター・公営鉄道)の普通・快速列車に乗れるフリー乗車券です。(西鉄の無料特急・急行は乗車可)。

3日分利用でき、有効期間は3か月間。3日間連続で使う必要なく、3か月間の間に3回利用すればよいことになっています。

 

青春18きっぷ」が九州限定になり通年利用でき、私鉄線にも乗れるようになったもの、といった感じでしょうか

 

14時13分発、隈之城行き鈍行列車

単行の気動車

 

隈之城は川内(せんだい)の一つ先、JR九州鹿児島本線の駅です

肥薩おれんじ鉄道は八代~川内間ですが、この列車はJR九州に乗り入れて隈之城まで進んでいきます

 

肥薩おれんじ鉄道九州新幹線の開業にあたり鹿児島本線の八代~川内間をJR九州から分離させて設立された第三セクターです。

博多~八代間・川内~鹿児島間は引き続きJR九州が運営しています。

熊本・鹿児島県境付近の乗客の少ない区間を地元に押し付けたような格好です

 

セミクロスシートの車内

進行方向右側のボックスに席を取ります

 

定刻に列車は発車しました

背の高い雑草が茂る肥薩線に沿ってしばらく走ります

 

肥薩線は令和2年7月の豪雨で被災し、不通となったままになっています。明治時代に敷設された肥薩線を現在の建設基準で復旧させようとすると、新線建設と同じ規模になって莫大な費用が掛かるそうです。

 

 

球磨川を鉄橋で渡ります

 

 

日奈久温泉駅

 

日奈久温泉を過ぎると、八代海が広がります

 

 

肥後二見駅

 

しばらく八代海に沿って走っていきます

 

 

 

やがて水俣駅を過ぎ、八代海を離れて、

 

出水着、14時38分

14時54分まで停車します

 

 

出水の鶴の彫像が迎えてくれました

 


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令和5年3月 八代~川内

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令和3年7月 八代~出水 出水~川内

令和2年6月 八代~水俣

 

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旅名人の九州満喫きっぷ