薩摩半島紀行 2
出水駅までやってきました
14時50分の発車まで6分間停車します
以前来た時はここで停車中に増結して2両編成となりましたが、
今日は平日で通学の高校生が居ないからでしょう、単行のままでした
田植えが終わった水田を望みながら進み、
ほどなく東シナ海が眼下に広がります
ぼくがブログなどで彼の国のことを「シナ」とか「支那」とか書くと、「差別語だ!」と食って掛かってくるものが時々いるのですが・・
この海は「東シナ海」と公称され、地図にもこの名で書いてあることからも、差別語でも何でもないことがわかります
観光列車の「おれんじ食堂」とすれ違いました
やがて、東シナ海を離れて川内川(せんだいがわ)を渡り、
川内駅(せんだいえき)に近づきます
構内にはコンテナを積んだ貨物列車が停まっています
元は鹿児島本線だった肥薩おれんじ鉄道、運行コストの安い気動車で運用されていますが、鹿児島へ直通する貨物列車が線内を通過するため電化設備はそのまま残されています
川内駅16時42分着
八代から約2時間半の道のりでした
列車は鹿児島本線に乗り入れて一駅先の隈之城まで進んでいきますが、ここで乗り換えます
中間改札で「旅名人の九州満喫きっぷ」を見せて、JRのホームへ
16時48分発の鹿児島行き鈍行列車に乗り換えます
JR九州817系電車の2両編成
車内はロングシートに改造されていました
最近のJR九州は、快適な転換クロスシートをロングシートに改造したり、813系電車なんかは改造費用さえケチってドア付近の座席を撤去しただけの無様な姿をさらしています。
民営化後のJR九州は、811・813系電車や200系気動車といった快適な車両を次々と世に出して
「親方日の丸の国鉄とは違って、民間企業となると利用してもらうためにサービスの向上に努力するんだな」
と、思ったもんだが・・
最近のJR九州は、とにかく詰め込むことしか頭にないようだ・・
車端部にわずかに転換クロスが残っています
そこがあいていたので座りましたが・・
背もたれの角度が浅くて、しかも車端部とあって揺れがひどく、乗り心地はいいとは言えない
定刻に列車は発車
薩摩の山中を走っていきます
川内から約45分、17時22分、伊集院着
ここで降りて、
駅前のバス乗り場に向かいます
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