ホームで鶴の象が出迎えてくれました。
跨線橋を渡り、外に出てきました。小ぶりな肥薩おれんじ鉄道の出水駅。
JR鹿児島本線だった頃は、もっと立派駅舎が建っていたように記憶してましたが。
駅舎出て左手
肥薩おれんじ鉄道の事務所のようですが、ここが昔、JR鹿児島本線だったころの駅舎のような感じです。
一方、駅舎を出て右手には、C56型蒸気機関車が静態保存されていました。
機関室にも入る事が出来ました。
運転席に座って見ます。
出発進行!!
跨線橋渡って、新幹線の駅舎の方に来て見ました。
こちらは表口のはずの肥薩おれんじ鉄道の駅と違って、堂々たる立派な新幹線駅です。
ただし、市街地の反対側であり、駅前には何にもありません。
ではまた、肥薩おれんじ鉄道のホームに戻り
そこに八代から入って来た、8時43分発、川内行き鈍行列車
2両編成で入ってきました。
ここで後ろの車両が切り離され、前一両が単行の川内行となります。
乗り込みます。
セミクロスシートの車内。
しばらく出水の平野を走り
天草灘が見えてきました
天草灘に沿って列車は走ります。
やがて海を離れると
コンテナが積み上げられた貨物駅のそばを通ります。
肥薩おれんじ鉄道は運行コストの安い気動車で運行されていますが、貨物列車も通るので、鹿児島本線の時からの電化設備はそのまま残されています。
そして終点、川内着、9時45分。
川内(せんだい)
ちなみに数多くあるJRの駅には、表記は同じで読みが違うもの(例・桂川~「かつらがわ」はJR西日本の東海道本線、「けいせん」はJR九州の筑豊本線)、
逆に読みは同じで表記が違うもの(例・こが~「古賀」はJR九州の鹿児島本線、「古河」はJR東日本の東北本線)が多数あります。
実はこの川内(せんだい)はその両方を併せ持つ駅であり、読みが同じ仙台(せんだい)はJR東日本の東北本線に、表記が同じ川内(かわうち)はJR東日本の山田線に存在しています。
まあ、ど~でもいいことなんですが・・・
ホーム上にある肥薩おれんじ鉄道の駅舎。
肥薩おれんじ鉄道はここまでで、
この先は鹿児島本線となります。鹿児島中央行きの電車が待っています。
新幹線開業に当たり、鹿児島本線の博多〜八代間と川内〜鹿児島中央間はJR九州の経営のまま残されました。熊本・鹿児島県境の乗客の少ない区間だけ地元に押し付けたような格好です。
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