カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

北部九州の災害代行バス 5 - 日田彦山線代行バス 添田~日田 - / 青春18平成30年夏紀行 初日 -

 

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停まっていた日田彦山代行バス

以前乗った時と同じ藤山観光がバスの運行を委託されています。
しかしこのバス、LEDの大きな行先表示、出入り口は前・中扉という、路線バスタイプの小型バスです。
本来、貸切専業の観光バス会社がこんな構造のバスを所有するわけない。もう代行バス運行がすっかり板についたって感じです。

前面の「JR九州」のロゴもステッカーを貼ってあるわけでなく、車体にペイント書き。この代行バス運行のためだけに導入された車両でしょうね。

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車内、座席も一般形バスの構造ですね。
中扉は締め切りで乗り降りは前から行うようです。

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運転台脇には運賃箱。
さすがに高価な自動両替機付きのものではなく、単純な箱ですね。
運転士さんが投入金額を確認してから手動で下に落とすものと思われますが、お金が中に入ったままでした。

一番前の席に座ります。

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11時30分、出発。添田駅の横を通り抜けていきます。

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一年と一月前、大暴れして日田彦山線のみならず地域の生活基盤を崩壊させた彦山川

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もう一年以上列車が走っていない線路に沿って走ります。

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歓遊舎ひこさん。夏休み中の日曜日です。道の駅は行楽の車で大賑わいでした。敷地の隅から入っていく鉄道駅は、対照的にひっそりしています。

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彦山駅に到着します。
この先、線路を離れて山道に入っていきます。

日田彦山線は全長4379メートルの釈迦岳トンネルで突っ切っていきますが、バスは峠の山道を超えていく上にだいぶ遠回りをしていくので、鉄道に比べかなり時間を要します。

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山道を登っていきます

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まだまだ災害のあとが目につきます

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片側交互通行の場所も多数。完全復旧はまだまだ先のようです。

小石原村(現在は宝珠山村と合併して東峰村)の中心部を過ぎて、しばらく行くと

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渋滞にはまりました。

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渋滞の原因は豪雨災害による片側交互通行でした。一年も前のことなのに鉄道だけでなく、代行バスも影響を受けています。

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その後も災害の爪痕が随所に残る川を見ながら、片側交互通行があると渋滞に巻き込まれて

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12時33分、東峰村役場着。ここはもともと駅はありませんが乗客への便宜上でしょうか、停車します。予定では12時10分着でしたので、13分の遅れです。
そしてバスは夜明駅へ、ここから久大本線に沿って走ります。久大本線は7月14日に一年前の災害から復旧し列車が走るようになったばかりです。このバスは久大本線に沿って日田まで乗り入れます。

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バスは進み

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光岡駅(てるおかえき)。予定では12時37分着ですが13分遅れの12時50分着。久大本線が不通だったころは、ここから日田までの間代行バスが運行されていました。

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日田市内を走り、ほどなく日田駅着。
日田駅には予定では12時52分着となっていましたが、実際についたのは13時2分、。あれ、遅れが10分に短縮されてる?

そんなに飛ばしてもなかったが、日田市内での渋滞を考えて運行時間に余裕を持たせていたのだろうか?

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今乗ってきたバス。日田駅駅前広場の西側道路よりが代行バスの発着場となっています。

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