さて、須佐神社と能義神社への参詣をメインの目的とした今回の山陰行き、あとは帰るだけです。
松江駅でいったん改札を出て、飲み食いするものを調達し再びホームへ。
米子から入ってきた、13時20分発快速アクアライナー益田行き。
ぼくが山陰行きの後、福岡に帰るときによく利用する列車です。
残念ながら快速アクアライナーは、今年(令和4年)3月に廃止されることが決まりました。
ほぼ同じ時間帯で普通列車が運行されるようになるようですが・・・
車内。
セミクロスシートですが、扉は車端部の片開き2扉であり、扉間はほとんどがボックスシートなので国鉄急行型に近い感覚です。
この車内もぼくがこの列車を好きな理由のひとつでした。
3月以降はどうなるだろう、ロングシートの120系気動車なんかになったらほんと嫌だなあ・・・
列車は4分遅れで発車。
宍道湖に沿って走っていきます。
温泉街からはやや離れており、松江市からはバスを利用したほうが便利です。
出雲市までは各駅に停まっていきます。
雨の中、宍道湖を見ながら進んでいきます。
昨日の早朝、ここから今回の山陰行きをスタートしました。
斐伊川を渡ります。
出雲市駅、1分遅れの14時3分着。
発車は定刻の14時6分でした。
出雲市からは快速運転となります。
次の大田市着は14時36分、実に30分間ノンストップです。
こんなワイルドな快速列車も3月までか・・・
と、思っていると、小田駅を通過してしばらく行ったあたりで列車は徐行し始めました。
線路わきでは作業員さんが集まっています。
反対側の車窓を見ると、真新しいコンクリートの壁。
どうやらこの辺り、昨年(令和3年)の夏、大雨で不通となった区間のようです。復旧後もここは徐行運転をすることになっているのでしょう。
徐行区間を過ぎると、スピードを上げて日本海岸を進んでいきます。
12月の日本海だからもっと荒れた情景を期待していたが、今日は穏やかな海が広がります。
この後、12月の末には大雪で大変なことになってしまったのですが・・・
羽根駅を通過すると、海中にそそり立つ一本の岩。
「掛戸松島」というそうです。
雨にかすむ中、列車は走っていきます。
山陰本線沿線にはいくつもの温泉が湧出しています。
ここはその名もずばり「温泉津(ゆのつ)」駅
江川を渡り、
江津15時10分着。
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