粟嶋神社を訪ねて 4 / 青春18令和元年夏紀行 最終日
米子駅まで戻ってきました。あとは九州に帰るだけです。
米子12時46分発の快速アクアライナー。これで益田まで乗りとおします。益田着は約4時間後の16時48分。
ちなみに5分前に同じ益田行きの特急列車が発車してますが、こちらは所要2時間30分、快速列車より1時間30分前の15時14分にはついてしまいます。
入ってきたのは、何やら派手なラッピングをされたJR西日本126系気動車2両編成。
車内はセミクロスシートですが、車端部の片開き2扉であり、クロス部分はボックスシートでその部分が多く設けてあります。
デッキこそなく、つり革はぶら下がっていますが、国鉄急行型に近い感覚がします。
ただし、座席はアームレストがなく、通路側はパイプが設置してあるだけ、窓側には何もありません(後年の車両には通路側にアームレストが設置されたものもあります)
また、窓枠のテーブルなどもありません。
定刻、発車。出雲市までは各駅に停車していきます。
今朝から何も食べてなく、腹減ってたのですぐに米子駅で買ったお弁当を取り出しました。
栗おこわにかに寿司、昆布巻き寿司と、バラエティに富んだお弁当です。
東松江駅、貨物コンテナが積まれていますが、定期の貨物列車は廃止され走っていません。コンテナはトラックで運ばれてきてます。
東松江を過ぎると、宍道湖と中海をつなぐ大橋川に沿って列車は走っていきます。
その大橋川の中にポツンと浮かぶ島、塩楯島。鳥居が見えますが、これは手間天神社。さっき行った粟嶋神社と同じスクナビコを祀っております。島全体が神域とされ、通常は一般人は上陸できません。
この塩楯島、スクナビコナがカミムスビの手の間から降臨する際に、潮が固まってできたものだそうです。
斐伊川を渡り
出雲市駅
ここから快速列車となります。
すぐに列車は日本海に沿って走ります。
山陰本線の沿線には温泉が数多く湧き出ています。
この冬乗った時は行儀悪いタレントさんが乗り込んできたが、今日は何事も無いようです。
通過駅の下府(しもこう)駅
ボックスシートに収まって通過する駅を見ていると、あたかも国鉄の急行列車に乗っているような感覚がしてきます。
浜田駅着、15時31分。58分の発車まで27分間停車します。浜田から先、各駅停車となります。
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