九州横断鉄道の旅 11
別府・大分から熊本へ、有明海を渡って島原から諫早までやってきました
九州横断の旅、いよいよラストスパートです。ここからJRで長崎を目指します
諌早19時18分発長崎行き鈍行列車
しかし、この馬鹿みたいにキラキラした外観も好きではないが・・
ロングシートの車内も好きではない
何故か車端部に左右1組ずつのボックスシート
列車は発車し、
夕暮れの諌早市内を走っていきます
陽は完全に沈みました
ここで長崎本線は、長崎半島の北側を走る旧線と、南側を走る新線に分かれます
この先の長崎半島は険しい山岳地帯です。
北側を走る旧線は明治31年の開業。少しでも線路を敷設しやすい谷間を選んで 敷設されており、急カーブ・急勾配が連続しスイッチバック駅もありました(現在はスイッチバックは解消されています)
一方、南側を走る新線は昭和47年の開業。明治時代から飛躍的に技術は進歩しており、トンネルと高架線で地形を無視して直線的に結んでいます。
この電車は新線を走っていきます。
陽の長い季節でなおかつ日本列島でも西寄りの長崎でも、さすがに19時30分を過ぎるとあたりは暗くなってきました
現川を過ぎると全長6173mの長崎トンネルに入ります
トンネルを出ると長崎の市街地に入り、浦上駅に停まります
終点、長崎着、19時53分
九州横断鉄道の旅、終点です
日本の西の端の長崎駅
この先、線路はありません
新幹線開業を前に令和2年に高架化された長崎駅
駅前は未だ工事中です
再び改札に入り、新幹線ホームに上がってきました
21時19分発かもめ62号、武雄温泉でリレーかもめ62号に接続し、博多には22時47分に到着します
これに乗って福岡へ帰ります
ちなみにきっぷは「かもめネット早特3」というものを出発前にJR九州のサイトから購入しておりました。長崎から博多まで3600円です
と、いったところで、九州横断鉄道の旅、お開きとさせていただきます
最後までお読みいただきありがとうございました
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