カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

島原鉄道 島原港~諫早 令和5年5月

九州横断鉄道の旅 10

 

九州横断鉄道の旅、別府・大分から豊肥本線を通って熊本へ、熊本から九商フェリーで島原までやってきました

島原からは島原鉄道で諌早へ向かいます

 

島原港駅17時32分発諌早行き鈍行列車

島原鉄道キハ2500形の2両編成

 

今日、大分から宮地まで乗ってきたJR九州のキハ125形とそっくりです

これは新潟鉄工所が製造した「NDCシリーズ」です

 

交通分野では「バス」と「航空」はレディメイド、すなわちバスなら「日野セレガ」とか、航空機なら「ボーイング777」とか言った、メーカーの規格品を運行会社は購入します

それに対し「鉄道」と「船舶」は運行会社がメーカーにオーダーメイドで受注するのが原則です。

 

そんな中、新潟鉄工所が製造した「NDCシリーズ」は、鉄道車両では珍しいレディメイド(規格品)です。

 

なので全国に同じ形の車両が走っていますが、島鉄キハ2500とJR九州キハ125は車体も黄色に塗装されているので外観もよく似ています

 

島原港駅は終端駅です

 

かつては島原港駅より先、加津佐まで線路が通じていましたが、平成20年に廃止されています

 

この先、数百メートル先まで線路は続いていますが、列車が入ってくることはありません

 

車内

座席配置はJR九州キハ125と同じボックスシート主体のセミクロスシートですが、シートの色がグレー系統で、黒光りするキハ125とは印象が違います

 

列車は発車します

 

島原船津駅

 

島原鉄道車両基地が併設されています

手前の貨車には「救援車」とペイントされていますが、今も使われているのでしょうか

 

ちなみに「救援車」とは、災害や事故等の輸送障害が発生した時に復旧資材を積んで駆けつける車両を言います

 

観光列車の「しまてつカフェトレイン」も停まっていました

 

 

島原鉄道の中心駅である島原駅

 

 

 

有明海を見ながら走ります

 

大三東駅

 

 

 

山側に目をやると、雲仙岳は雲に覆われています

 

 

 

今日は朝から雨が降る中、大分から熊本まで移動してきましたが

 

ここまでくると沈んでいく陽が見えるようになりました

 

有明海に陽が落ちていきます

 

海のかなたに見えるのは多良岳ですね

 

 

 

 

 

列車は有明海沿岸を離れて、

 

 

 

本諫早駅

 

諫早駅よりもこちらの方が諌早市の中心地には近いです

 

やがて長崎本線の線路が合流してきて、

 

諌早着、18時54分

 

ここからJRに乗り換えて長崎まで進んでいきます

 

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