島原鉄道の諫早駅に入ってきた島原鉄道の島原港行き鈍行列車。黄色い車体の単行気動車。
JR九州のキハ125型気動車にそっくりです。新潟鐵工所が制作した「NEDシリーズ」という規格品で、全国に同じ型の気動車が走っていますが、この島鉄キハ2500型は塗装も同じ黄色なのでほとんど同じ車両のようです。
セミクロスシートの車内。
定刻10時48分、発車します。
長崎本線と別れて走ります。
かつては国鉄線に乗り入れて長崎や佐世保まで、さらに急行列車に併結されて博多・小倉まで運行してましたが、現在は島鉄線内の運行のみ。
線路はつながってはいますが、JR線に乗り入れる列車は存在しません。
列車は有明海の沿岸へ
「 大正」を過ぎて「西郷」どんの明治時代、そして次は一足飛びに「神代」の大昔へ・・・
有明海に沿って列車は走ります
列車は島原市内に入り
島原鉄道の中心駅、島原
ここで乗客のほとんどは降りていきました。
島原船津駅
そして終点、島原港。
駅舎の反対側にもホームがありますが、現在は使われていません。
そしてレールは先のほうまで伸びてはいますが、赤さびと雑草に覆われています。
かつてはこの先、加津佐まで伸びており島原半島を2/3周ほどしていましたが、平成20年に廃止されています。
島原港駅。
では駅を出て、携帯電話の地図を見ながら、公道を少し先の方に歩いていきます。
ぐるっと回って坂道を登り、廃線となった線路あとが見えるところまで来ました。
そしてここで車止めがあり線路は終わっています。
何かの事情で廃線後も島原港駅から先、数百メートルの線路が残されているのでしょうが、列車が入って来ている形跡はありません。
レールが撤去された踏切がそのまま残されていて
廃線跡は続いていますが、ここで引き返しました。
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島原鉄道