カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

青春18平成29年夏紀行初日 1  長崎本線4927M列車 鳥栖~肥前山口

 
青春18きっぷ、ご存じ春・夏・冬に発売される、全国JRの普通列車に乗れるフリー乗車券です。昔からこれを使ってはあちこちのりまわりました。私タクロウは1999年10月に全国のJR・私鉄全線完乗を成し遂げましたが、青春18きっぷとワイド・ミニ周遊券周遊きっぷがあって非常に助かったものでした。

今年の夏はこの青春18きっぷを使って5回の日帰り旅をレポートいたします。
まずは長崎へ。今日目指すは長崎駅、さらにその先の長崎港線廃線跡を訪ねてみたいと思います。
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早朝の鳥栖駅にやってきました。名物かしわうどんのスタンドからはだしの香りが漂ってきています。5・6番ホームのうどん店は朝7時からの営業、その他のホームではお昼時からの営業です。
ここでうどんではなく、お弁当のほうを調達。鳥栖の中央軒と言えばかしわめしと焼売弁当ですが「あさりめし」に目をひかれてこれを買いました。

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電車が入ってきました。鳥栖7時24分発早岐肥前大浦行き普通列車
JR九州817系電車の6両編成。通常は2両だけで運転することが多いので、6両もつなぐと相当長く感じます。
前4両が佐世保線早岐行き、後2両が長崎本線肥前大浦行き、両線の分岐駅・早岐で分割します。

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車内、転換クロスシートは、合板に本革張り。
7時24分発車。

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かつては鉄道の街として栄えた鳥栖、広大な鳥栖機関区のあとにはサッカースタジアムやマンション、公共施設となっています。

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新鳥栖駅、線路は新幹線と交差しています。
新鳥栖駅を過ぎたところで、お弁当を開きます。

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味付きご飯の上にあさりのむき身と錦糸卵が散らしてあります。
一緒に買ったビールを朝から一緒にいただきました。

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佐賀平野の中を進みます

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電車は佐賀駅

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鍋島駅、旅客ホームの裏側には貨物ホームがあり、コンテナが積み上げられています。国鉄の駅分類でいう「一般駅」ということになるのでしょうか。
もっとも今はJR九州JR貨物とで別個に運営・管理されていて、それぞれ別の旅客駅・貨物駅とみなしたほうがよさそうです。

長崎本線の貨物列車は鍋島が終点、このあと有田・長崎方面にはトラックに積み替えて輸送されます。

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そして電車は肥前山口駅8時7分着、ここで長崎方面と佐世保方面に電車は分割します。
かつては寝台特急の「さくら」「あかつき」や、エル特急「かもめ・みどり」その他急行・普通列車の多くがここで分割・併合を行っていました。今は寝台列車・急行列車は全廃、「かもめ」「みどり」は別々に運転されるようになり、ここで分割・併合されるのは一部の普通列車のみとなっています。

ぼくは先頭車両に座ってました。肥前山口駅についてから4両後ろの連結部分へ行くと、もうすでに貫通幌が外されていました。早!

連結器はつながったまま、そばには黄色いヘルメットの作業員さんが一人、旗を持って立っていますが、何もする気配がありません。おそらく佐世保行きの発車とともに連結器も外すのでしょうか。
最新の817系電車だけあって、分割・併合作業もほとんど自動化されているようです。


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