カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

肥前鹿島から嬉野温泉へ 1  -長崎本線2831M 鳥栖~肥前山口  / 青春18平成30年夏紀行 2日目 -


今日は佐賀県を代表する温泉地、嬉野温泉を訪ねてみます。

公共交通機関嬉野温泉に行くには、長崎線佐世保線武雄温泉駅まで行き、そこからJRバスで向かうのが一般的です。

ただ嬉野温泉へのバスは長崎本線肥前鹿島駅からも出ています。マイナーな存在で運営もJRではありませんが、祐徳稲荷神社との観光とセットで嬉野温泉に行くときは使い勝手がいいかもしれません。今時そんな路線バスを乗り継いでいくもの好きな観光客はそういないとは思いますが。

で、鳥栖駅にやってきました。ここから今日のレポート、始めます。

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鳥栖駅ホームのうどん店。5・6番ホームの店は朝7時から開いてます。
ここでお弁当はよく買いましたが、今日の朝食に名物のかしわうどんをいただきます。

スタンドで注文し、出てきたのは

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かけうどんの中にかしわ肉のそぼろ。
かしわとだしはなかなかい美味しい、でもうどん麺そのものはもそもそしていて、褒められたもんじゃないな・・・
名物に旨い物なし、っていいますね。

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そうこうしているうちに7時18分発肥前山口行きの電車が入ってきました。415系電車4両、国鉄時代の末期に製造されたステンレス車体の1500番台。

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ロングシートの車内。

実はこの時間帯、今年三月の時刻改正までは肥前山口で分割して長崎本線佐世保線に分かれて走ってました。これが肥前山口で分割する最後の列車でした。

かつては寝台特急「さくら」「あかつき」やL特急「かもめ・みどり」、その他多くの急行・普通列車がここで鳥栖方面から長崎方面・佐世保方面に分割されて(併合されて)運転されていました。
出発間際には通学の高校生で車内は込み合ってきました。今はまだ夏休みなので立ち客がちらほらという程度、通常は通路までいっぱいになるんでしょうね。

ドアの前に立っていくことにします。
定刻に電車は発車。

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鹿児島本線から分かれて長崎本線に入り、鳥栖市内を進んでいきます。

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新鳥栖駅九州新幹線と交差します。

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佐賀平野の中を列車は進み

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佐賀の市街地が見えてきます。

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佐賀駅着。乗客の大半が入れ替わります。
7時50分、佐賀駅

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鍋島駅。駅の裏手は貨物駅です。
長崎本線の貨物列車はここが終点、この先トラックに積み替えられて長崎・有田方面に運ばれていきます。

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秋のバルーン大会で知られる嘉瀬川を渡ります。

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佐賀平野をひたすら走り、肥前山口着8時6分。

3月までは乗ってた列車がそのまま長崎本線佐世保線へと別れて走ってましたが、今はここで乗り換えなければなりません。しかもどちらも階段を上り下りして跨線橋を渡らなければならず・・・ダイヤ改正でかえって不便になった一例だと思います。

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乗り変え先ホームから見る、今乗ってきた列車。折り返し鳥栖行きとなります。
 


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