槵躅神社 後編

日向三代を訪ねて 30

 

 

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では槵躅神社(くしふるじんじゃ)へのお参りを終えて、境内から延びる遊歩道を降りていきます。

 

 

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遊歩道をまっすぐ降りると駐車場ですが、

 

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 まずは「高千穂碑」のほうに行って見ましょう。

 

 

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 そこは広場になっていました。

 一段高い丘の上の上に何やら石碑があります。

これが「高千穂碑」なんでしょうか

 

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天孫降臨の地高千穂の伝承を顕彰するため(略)昭和四十一年十一月十一日に名誉総裁高松宮宣仁親王殿下の御臨席を仰ぎ、建碑除幕式が行われました」

そうです。

 

 

 

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 万葉集日向国風土記からとられた碑文のようです。

 

 

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 歌人川田順が詠んだ歌碑だそうです。

 

 

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 広場の隅にある、柵に囲まれた樹と案内板

 

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 なんかよ―わからんが、学者さんの説明版

横に植えてある樹と何か関係があるのか、わかりません

 

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 では、そこを離れて遊歩道を歩いていきます。

 

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 「高天原遥拝所」

 

くしふる嶽に降臨してきた神々がここにきて、高天原を遥拝したそうです。

 

 

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 鳥居の奥には小さな祠が立っていました。

 

 

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 そこから少し歩くと、鳥居があって

 

 

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鳥居をくぐると

 

 

 

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 神武天皇とその兄弟が産まれた地だそうです。

 

ウガヤフキアエズ日向三代の三代目)には4人の男児が産まれました。

イツセ・イナイ・ミケヌ・イワレの4人で、このうちイツセとイワレが日向から大和へ向かって東征に旅立ちました。

瀬戸内海を東に進むイツセとイワレの一行でしたが、大阪湾で途中で大和への上陸を阻むナガスネビコの軍と戦って兄イツセは戦死します。イワレはナガスネビコを破って大和に入り、皇室の初代・神武天皇として即位します。

 

 

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手を合わせます。

しっとりと露に濡れた山あいの、静かな御神域でした。

 

 

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 そこから遊歩道を伝って公道まで降りてきました。

 

 槵觸神社
宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井713
電話 0982‐72‐2413(高千穂神社
延岡駅より宮崎交通バス高千穂バスセンター行1時間20分(バイパス経由)~1時間40分(旧道経由)、高千穂バスセンター下車、徒歩10分
 高千穂バスセンターには福岡・熊本からの高速バスも停車する。また土休日に限り宮崎からも運行される。
駐車場 有

 

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