出雲国風土記を巡る旅 令和5年夏 1
令和5年8月末のある日、仕事を終えてから、博多駅に隣接する博多バスターミナルまでやってきました
博多バスターミナル3階35番ホーム
ここから本州へ向かう夜行バスが出ていきます
そこに入ってきた、22時20分発出雲市行きの夜行バス「出雲ドリーム博多号」
福岡・北九州と松江・出雲を結ぶ出雲ドリーム博多号はJR九州バスと中国ジェイアールバスとの共同運行です。
今日はJR九州バスの車両での運行です
運転士はJR九州バスの運転士が乗務していますが、途中のサービスエリアで中国ジェイアールバスの運転士と交代します
車内、夜行仕様の3列独立リクライニングシート
バスは福岡市内を走っていき、
天神西鉄高速バスターミナルに停車
元々、運行に西鉄がかかわていなかったJRの出雲ドリーム博多号は天神バスターミナルには入れてもらっていませんでしたが、今年(令和5年)の7月1日から天神バスターミナルに乗り入れています。
ただし、乗車券の発券は天神バスターミナルの窓口では行っていないそうです。
屋台が並ぶ福岡市内を走っていきます
バスは福岡都市高速道路に入り、九州自動車道を通って北九州都市高速道路を通り、北九州市内に入りました
小倉駅前に停まります
この小倉駅もかつては新幹線口側の、暗く寂しい場所に停車していましたが、7月1日から表口側にある西鉄系高速バスの停留所に変更されています
日付が変わった0時18分、めかりパーキングエリアに停まりました
ここで15分間の開放休憩となります
めかりパーキングエリア
0時33分にバスは発車
関門橋をバスは渡っていきます
眼下には船の明かり、下関の街の明かりが見えています
本州に入り、さらにバスは進んでいきます
そのうち寝てしまいました
目が覚めたのが5時26分ごろ
すでに窓の外は明るくなっています
バスは松江自動車道を走っています
5時30分、道の駅たたらば壱番地に停車
ここで15分間の開放休憩となります
道の駅たたらば壱番地
バスは発車
夜明けの山陰の山中を走っていきます
6時7分、宍道ジャンクションを通過
バスは松江のほうへ向かっていきます
宍道湖が見えてきました
バスは一般道に降りて、
宍道湖の横を走っていき、
6時31分、松江駅着。定刻より15分の早着。
多くの乗客が降りていきました
残った乗客を乗せてバスは発車し、松江市内を走っていきます
バスは再び松江自動車道に入り、終点の出雲市に向かって元来た道を戻っていきます
玉造温泉街を見ながら走り、
6時56分、再び宍道ジャンクションまで戻ってきました
宍道ジャンクションから松江までの往復で実に50分も費やしています
このため、出雲市へ行くには途中の宍道バスストップで降りてJR宍道駅まで歩いていき、そこから列車で向かったほうがはるかに早く着きます
宍道ジャンクションからは出雲市のほうが近いので、本当ならば出雲市に先に停車しそのあと松江に向かったほうが乗客的には効率はいいはずです。
しかしそれだと、松江到着後に出雲市駅の近くにある中国ジェイアールバス島根支店まで再び延々と回送してこなければならないので、このような運行経路となっているのでしょう
宍道ジャンクションを通過するとすぐに斐川インターチェンジで一般道に降りて、斐川インターバスストップに停車し、
出雲市駅が見えてきました
終点の出雲市駅着、7時22分
定刻7時46分のところ、24分の早着でした
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