国引き神話の地を訪ねて 1
令和3年8月末、 博多駅横の博多バスターミナルに来ています。
本州方面の夜行バスが発車していく3階の35番ホーム
そこに入ってきた、22時45分発の「出雲ドリーム博多号」
今日はここから出雲市に向かいます。
出雲ドリーム博多号は福岡・北九州と出雲市・松江を結んでいる夜行バスです。JR九州バスと中国ジェイアールバスが共同運行しています。
今日の運行はJR九州バスが担当しています。
車内。夜行仕様の独立3列シート。
座席と通路とを仕切るカーテンが下がっています。ただし中央席にはカーテンはありません。
数名の乗客を乗せ、 定刻に発車。夜の福岡市内を走っていきます。
出雲ドリーム博多号の運行に西鉄はかかわっていませんので、天神バスターミナルには寄らずに福岡都市高速道路に入ります。
そしていったん九州自動車道を降りて、北九州都市高速道路を走り、北九州市内へ。
小倉駅、23時55分。数人の乗客が乗り込んできました。
停車場所は駅のはずれの寂しいところです。運行に西鉄はかかわってはいないので駅前のバスセンターには乗り入れさせてくれないようです。
博多と小倉とで乗ってきた乗客は合わせても7、8名といったところでしょうか。
まだ夏休みのこの時期、例年なら早めに予約取らないと満席になってしまうことも多いのに・・・
バスは再び北九州都市高速から九州自動車号に入り、めかりパーキングエリアで休憩のため停車します。
雨の中、めかりパーキングエリアに12時28分着。
12時40分まで休憩します。
めかりパーキングエリア
めかりパーキングエリアから見上げる関門橋
時刻になると、運転士さんが人数確認をして発車します。
そのうち、寝てしまいました。
5時20分過ぎ、運転士さんの車内放送で目が覚めました。この先、道の駅たたらば壱番地で休憩をとるそうです。
道の駅たたらば壱番地に5時30分着。
停車中のJR九州バス出雲ドリーム博多号
道の駅たたらば壱番地
5時50分に発車します。
陽が昇ってきました。
そして宍道着、6時14分。定刻では6時24分なので、10分の早着。
ここで降ります。
走っていく出雲ドリーム博多号を見送ります。
さて、何でここで降りたのかというと・・・
今日はこの後、出雲市駅を7時30分に発車する一畑バスの日御碕行きに乗る予定にしています。これに乗り遅れると、次は10時00分まで待たなくてはなりません。
しかし出雲ドリーム博多号が出雲市駅に着くのは定刻で7時48分。間に合いません。
しかし・・・
実は出雲ドリーム博多号は、宍道バスストップを出た後、東に進んで松江まで行き、その後また折り返して西に進んで出雲市へ向かいます。この寄り道でかなり時間をロスしています。
この宍道バスストップから宍道駅まで歩くと、宍道7時2分発出雲市行きの鈍行列車に乗ることができます。この列車の出雲市着は7時20分。
これで日御碕行きのバスに乗り継ぐことができるんです。
なんか、時刻表推理トリックに使えるかも。知らんけど・・
そんなわけで、約20分ほど歩き
宍道駅までやってきました。
改札は無人でしたがICカードの読み取り機が設置してあり、西鉄nimocaで中に入ります。
入ってきた、7時2分発出雲市行き鈍行列車、国鉄40系気動車の2両編成。
斐伊川を渡ります
そして定刻7時20分、出雲市着
駅前のバス乗り場へ向かいます。
≪過去レポート≫
≪タクロウ作成のサイト≫
鉄道唱歌の話
温泉の話
駅弁の話
古事記の話
古事記ゆかりの地を訪ねて
≪参考リンク≫
JR九州バス 出雲ドリーム博多号
中国ジェイアールバス 出雲ドリーム博多号