山陰本線・美祢線代行バス 5 / 青春18令和5年夏紀行 3日目
山陰本線の小串~長門市間、および美祢線全線(長門市~厚狭間)は今年(令和5年)6月末の豪雨災害により不通となっています
その美祢線の代行バス、厚狭駅の隣の湯ノ峠駅(ゆのとうえき)は全便通過となっています。湯ノ峠駅はバスが走る国道とは厚狭川を挟んで対岸にあり、道路も狭く大型バスが乗り入れるのが難しいからでしょう。
その代替として、厚狭~湯ノ峠間にタクシーによる代行輸送が行われています。
湯ノ峠まで行く代行タクシー
・・・本当にごく普通のタクシーです
こんなんで間に合うほど乗客が少ないのか・・・
そこに立っていた駅員さんに青春18きっぷを見せて乗り込みます
乗客はぼく一人だけでした
タクシーは厚狭川に沿って走り、川を渡って、
列車が走らなくなって2か月、赤さびて雑草の茂る美祢線の踏切を渡り、
湯ノ峠駅に着きました
駅舎の入り口には土嚢が積んであります
6月の豪雨で厚狭川が氾濫して、駅舎内まで水が流れ込んできたのでしょうか
今は列車が走らない湯ノ峠駅のホーム
このホームに再び列車が入ってくる日は来るのでしょうか
美祢線はローカル線の例にもれず経営状況はよくなく赤字が続いていました。そのような路線が天災により被災し復旧せずそのまま廃線になった例は北海道の日高本線、九州の日田彦山線など数多くあります。
JR西日本としては、まずは災害の原因となった厚狭川の治水強化が必要だとしているそうです(美祢線復旧へ山口県が河川改修計画 JR西に伝達へ 朝日新聞)
と、いったところで、令和5年夏の青春18紀行、この辺りでお開きとさせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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