日田彦山線を通って天ケ瀬温泉へ 1 / 青春18令和3・4年冬紀行 4日目
小倉駅に来ています。
昔は日田彦山線を通って天ケ瀬・由布院まで行く優等列車が運転されていました。
「日田」「はんだ」「ひこさん」「あきよし」といった愛称がついていて、準急として設定され、後に急行に格上げされ、当時特急並みの車内設備を備えた66系気動車が導入されました。
国鉄末期には快速に格下げされ、それも順次削減され、最後には「日田」一往復のみが40系気動車で運転されるという状況でした。
そんな過去の栄光をしのんで、今日はこれから日田彦山線を走破して、大分県の天ケ瀬温泉に行きたいと思います。
北九州市内を走り、西小倉から鹿児島本線と別れて日豊本線を走ります。
石原町駅に近づくと、大きくえぐられた山
カルスト台地で知られる平尾台も近くにあり、周辺の山々からは石灰石が産出されています。
石灰石は国内需要を国産でまかなえる唯一の鉱物資源だそうです。
しかしこの光景を見るたびに思い出す。
砂糖でできていてその砂糖を採掘して輸出し潤っていたが、最後には掘りつくして消滅してしまう、銀河鉄道999の「かじられ星」。
やがて終点の田川後藤寺。
広い構内はかつて石炭列車が行きかっていたころの名残です。
終点、田川後藤寺、14時39分着。
向かいのホームに接続する添田行き鈍行列車が停まっています。
14時14分発添田行き鈍行列車。
田川後藤寺を出て14分
添田着、14時28分。
ここからバスに乗り換えます。
日田彦山線の添田~夜明間は平成29年7月の水害以降不通となっており、代行バスの運転が続いています。
かつては石炭運搬の貨車でにぎわった広い構内
今はがらんとした更地になっています。
駐車場を突き切っていった奥に代行バスが停まっています。
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