福岡の代行バスを行く 6 /青春18平成30・31冬紀行冬紀行 4日目
ここから後藤寺線で日田彦山線の田川後藤寺まで抜けていきます。
筑豊本線は数多くの支線を持ってましたが、筑豊炭田の石炭を運ぶために張り巡らされたそれらの支線はほとんど廃止され、また第三セクターの平成筑豊鉄道に移管されました。後藤寺線はただ一つ、JR九州の経営で残りました。
12時49分発、田川後藤寺行き鈍行。キハ40の単行。
乗り換えが住むと列車は発車します。
筑豊本線と別れていきます。
車内。座席はみんな埋まっています。また運転台かぶりつきです。
ですが、昭和50年代製造の国鉄40系気動車は、前面展望はあまりよくはありません。
列車は農村の中を走っていきます。
やがて、小さな峠を越えると
一面真っ白な、セメント鉱山の横を通ります。
後藤寺線は石炭の他、石灰石輸送も目的として建設されましたが、今は単行の気動車が一時間おきに走るだけで貨物列車は運転されていません。
冬晴れの中、列車は進み
田川後藤寺に近づきます。
かつては石炭や石灰石輸送の貨車でにぎわった、だだっ広い構内。
田川後藤寺13時10分着。
ここで日田彦山線に乗り換えますが、しばらく時間あるのでいったん外に出ます。
なぜか駅前広場の正面ではなく、隅っこにある田川後藤寺駅。
駅前は商店街になっていますが、人通りが少なく開いてる店も少なく、寂れた感じです。
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