六日市交通 六日市駅~日原駅

岩日線を行く 4 / 青春18平成31年春紀行 4日目

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六日市「駅前」の道路上に停まったのは、広島行きの高速バス。

 

 

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 定刻17時12分、小型バスが広場に入ってきました。これでしょうか。

 

でも、行先表示がありません。フロントガラスの右下に「広域路線バス」という小さな紙片が貼ってあるだけ。

 広場にバスは入ってドアを開きました。

 

運転士さんに「日原駅に行くの?」と尋ねてみます。

 

運転士さんは何も言わず黙ったま首をたてに振りました。

 

・・・客商売をしているのに、愛想悪いな・・・

まあとにかく乗り込みます。

 

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高津川沿いに下っていきます。

 

途中、いくつもバス停を通過しますが、乗降客は無し。車内放送も全くありません。

 

で、車内を見ると、路線バスにはほぼ確実についている降車ボタンがありません。

地元民ならともかく、他所から来た者にとってはさっぱり勝手がわかりません。

 

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 石見田丸、17時27分、定刻より3分遅れ。やっとバスは停車し、ここで乗車客がありました。

 

旧国名がついた停留所は国鉄バスの名残でしょう。

国鉄ではバス停留所も駅に準じた扱いで、国鉄線内に同名の駅・停留所があるときは区別するために旧国名を冠してました。

 

この時乗ってきた客は「○○まで」と言っていたように思います(停留所名までは聞き取れず不明)・・・つまり降車ボタンの代わりに、乗客の自己申告なのか・・・

 

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川に沿ってバスは走っていきます。

 

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そして、川沿いの道を離れて街中に入ったかと思うと・・・

 

・・・バスが停まりました。

 

ぼくは座ったまま、窓の外を見てました。すると、窓の外に見えている建物・・・

 それを見て「えっ?!」

 

その建物の壁には「日原駅」の文字があります。

 

ここが日原駅なのでしょうか・・・

車内放送は全くないし、運転士さんは黙ってうんともすんとも言いません。

 

それにこのバスは、JTB時刻表を見ても公式サイトを見ても、終点は日原駅ということになっているが、ぼくのほかに数人乗っている乗客は降りる気配がない・・・

 

ほんとにさっぱり訳が分かりません・・・

 

ぼくは席を立って「終点なの?」と運転士さんに問いかけてみました。

運転士さんは「ハイ」といったように思います。

 

しかし終点なのに、他の乗客は座ったままというのは、いったい?・・・

 

とにかく大急ぎで身支度を整えてバスの前方へ。

運賃表など何もありません。やっぱり何も言わない運転士さんに「おいくら?」と尋ねました。

運転士さん「本当は1300円なんだけど、この券を買ったことにすれば1200円でいいので・・・」とかなんとか、ぶつぶつ言っています。

 

よ―わからんが、千円札一枚と100円硬貨2枚、運賃箱に入れてバスを降りました。 ここで降りたのはぼく一人だけ。

 

 

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 そんなわけでよ―わからんが、定刻17時57分に日原駅着。

ほとんどの停留所をすっ飛ばしてかなりのスピード出してたのに時間ぴったりにつくダイヤもよ―わからん。途中停留所で時間調整などなかったし。

 

 

 

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 時刻表ではここが「終点」のはずなのに、数人の乗客を乗せたままどこかに去っていくバス。

 

もし最初乗るときに「日原駅に行くか?」と尋ねてなかったら、日原駅を通過され、いずれとも知らない場所につれられて行かれたのだろうか・・・

 

地元民以外の利用はほとんどないとはいえ、時刻表が公表されている公共交通機関である以上、もうちょっと判りやすい案内があってもよいのではなかろうか

それに客商売なんだから、乗務員ももうちょっと丁寧な対応があっていいと思う

錦町から乗った岩国市生活交通バスにしても、この六日市交通バスにしても・・・

 

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 さっきから、よ―わからんの連発ですが、とにかく日原駅までたどり着きました。

 

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