寝台特急で出雲へ 4
夜行バスのはかた号で新宿まで行き、鷲宮神社に参詣してから伊香保温泉に泊まり、上野国の史跡を回ってから寝台特急のサンライズ出雲に乗って、
出雲市までやってきました
駅前のバス乗り場に入ってきた出雲市行きの一畑バスに乗り込みます
雨が降る中、出雲平野をバスは走っていきます
出雲市駅から出雲大社に向かうバスは、経由地によりいくつかの系統に分かれていますが、このバスは島根ワイナリーを経由していきます
しかしここでは降りずに、
みせん広場前停留所で降りました
出雲大社に向かって走っていくバスを見送ります
雨に濡れる停留所の標柱
雨の中、傘さして歩いていき、
やってきました
出雲大社境外社の大穴持御子玉江神社(おおあなもちみこたまえのかみのやしろ)
御祭神は高姫命、別名シタテルヒメ。オオクニヌシの娘で、母は宗像三女神のタキリビメです
案内板には「国土経営に力を尽くして大神(オオクニヌシ)をお助けになられた」としか記述がありませんが・・・
古事記によると、シタテルヒメはアメノワカヒコと恋仲になり結婚しました
しかしアメノワカヒコは、日本の国の支配権をアマテラスに譲渡するように、オオクニヌシとの交渉役として高天原から派遣されていたのでした。交渉相手の娘と結婚することは、高天原への裏切りを意味します。
その後、シタテルヒメは伯耆に移り住み、農業指導や医療普及、安産の指導に努めたということです
雨の中、傘さしながら手を合わせます
では、また元の通りに戻って、道路を横断し、
グーグルマップを見ながら歩いていきます
そしてたどり着いたのは、これも出雲大社境外社の出雲井社(いずもいのやしろ)
石段を登っていきます
石段の奥に建つ小さな社殿
出雲井社です
御祭神は「岐神」(くなどのかみ)
道祖伸として信仰されていますね
オオクニヌシが日本の国の統治権をアマテラスに譲渡した際、アマテラスの使者であるフツヌシの案内役として諸国を巡ったそうです
小さな手水鉢が雨に打たれていました
雨の中、傘さしたまま手を合わせます
では、そこも離れて出雲大社の方に向かって歩いていきます
施設名 | 大穴持御子玉江神社/出雲井社 |
所在地 | 島根県出雲市大社町修理免 |
電話 | 0853-53-3100(出雲大社社務所) |
FAX | 0853-53-2515 |
営業時間 | |
定休日 | |
料金 | 境内無料 |
交通 | |
バリアフリー情報 | |
駐車場 | 無 |
令和5年6月現在
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