能義神社参詣記 1
ここからサブタイトルが「能義神社参詣記」に変わります。
昨日はさぎの湯温泉の旅館「竹葉」にとまりました。
そこからバスに乗って能義神社停留所で下車。
バスを降りた場所の向かいにコンクリート製の標柱が立っており、その横に能義神社(のぎじんじゃ)へ続く道が伸びています。
この標柱は出雲国風土記に記載されている地に建てられているものです。
出雲国風土記の意宇郡の条には
野城駅(のきのうまや)は郡家(郡役所)の東二十里八十歩(10.8km)の場所にある。野城大神が鎮座されているので野城(のき)という。
と記載されています。この「野城大神が鎮座されている」のが現在の能義神社とされています。
また、同じく出雲国風土記の意宇郡の寺社を紹介している頁に「野城社(のきのやしろ)」と記載があります。
では、能義神社のほうへ向かいます。
石段降りたところにある古い石灯篭
奥に鳥居が見えています。
能義神社は「出雲四大神」のひとつだそうです。
出雲国風土記に「大神」として4柱の神様が記載されています。この4柱の神が鎮座されている神社(熊野大社・出雲大社・佐太神社・能義神社)を出雲四大神と呼んでいるそうです。
注連縄に囲まれた石柱
何かと思いましたが、
よく見ると社日塔でした。
かなり風化が進んでおり、相当古いもののようです。
鳥居の手前に手水鉢
水栓ひねって水を出し、禊します。
鳥居に拝礼して奥へ
石段登っていきます。
途中、狛犬のわきから横にそれる小道がありました
行ってみると、注連縄で囲った中にたくさんの御幣が建てられ、砂山が二つ。
なんなんでしょう、よくわかりません。
参道に戻り、石段を登っていくと
神門がありました。
拝殿前にはさっき見たのと同じような砂山が二つ
国譲りの交渉役として高天原からオオクニヌシのもとに派遣されてきましたが、オオクニヌシの傘下に入り協力して国土造営に尽力する道を選びました。
初代の出雲国造であり、その子孫は現在も出雲国造として出雲大社の宮司を務めています。
拝殿で手を合わせます。
拝殿の奥には荘厳な本殿がありました。
施設名 | 能義神社 |
所在地 | 島根県安来市能義366 |
電話 | 0854-23-3340(安来市商工観光課) |
FAX | |
営業時間 | |
定休日 | |
料金 | 境内無料 |
交通 | 荒島駅・安来駅・米子駅より安来市コミュニティバス(イエローバス)観光ループ・広瀬‐米子線・広瀬‐荒島線に乗車、能義神社停留所下車徒歩5分(本数少ないので注意) |
バリアフリー情報 | ふもとの駐車場から境内に至る車一台幅分くらいの道路が伸びています。無人の神社なので直接境内まで車で行けるかとは思われますが、責任は負えません。
|
駐車場 | 有 |
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安来市観光協会 能義神社