出雲国風土記をめぐる旅 令和5年3月編 2
福岡から夜行高速バス「出雲ドリーム博多号」で木次までやってきました
高速木次停留所でバスを降りてから歩いてきました
大森神社
社号標の下に手水鉢、
水栓がありましたが、ひねっても蛇口から水は出ません
石段を登って、
鳥居をくぐると、
そこは農道のような道路でした
道路わきの石碑
「日本地図作成に生涯現役をかけた男 伊能忠敬測量隊一行 ここを罷り通る」
再び石段を登っていきます
石段を登った先にあった構造物
参道を進んでいきます
「大森頓宮跡之碑」
この大森神社は、スサノオが八俣のおろちから救った奇稲田姫(クシナダヒメ)とともに須賀の地に行く途中、結婚の準備をされた所なんだそうです
それに大己貴命(オオナムジ)、これはオオクニヌシの別名ですね
それから「天日腹大科戸美大神」という名も見えますが、これはどんな神様なのでしょうか・・
調べてみると、オオクニヌシの子孫でこの地で生まれた神様だそうです。古事記を開いてみると「天日腹大科度美大神」(あめのひばらおおしなどみのかみ)という名前が見つかりました
大森神社は出雲国風土記の大原郡の条に出ている「日原社」(ひはらのやしろ)だそうです(他に雲南市大東町中湯石の日原神社とする節もあり)
境内に上がってきました
社殿が横向きになっているのは、
社殿正面を横切るのは恐れ多く不敬であるとされ、因って安泰を願い横向きに鎮座なされた、と伝えられるそうな
拝殿
手を合わせます
本殿
本殿裏にある境内社
「枳佐加比社」だそうです
ところどころ字が消えて読みにくいですが、
オオクニヌシが八十神(オオクニヌシの異母兄)の陰謀で殺された時に救ったキサガイヒメが祀られているようです
社日塔
「鷺社」「事比羅社」「若宮社」「矢坂社」が入っています
案内板には他に「牛荒神社」というのが書いてありましたが、もう他に末社らしいものは見当たりませんでした
では、参道を引き返していきます
大森神社参道から見る日登の里
施設名 | 大森神社 |
所在地 | 島根県雲南市木次町東日登1345 |
電話 | |
FAX | |
営業時間 | |
定休日 | |
料金 | 無料 |
交通 | |
バリアフリー情報 |
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駐車場 |
令和5年3月現在
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