出雲国風土記を巡る旅 令和5年夏 11 / 青春18令和5年夏紀行 4日目
神社入口の標柱
この標柱は出雲国風土記に記載されている地に建てられています
宇能遅神社は出雲国風土記の大原郡の寺社を記載してある項目に「宇乃遅社」と記されています
参道の石段の入り口に小さな手水鉢があり、狛犬が守っています
隋神門をくぐると、
境内に入るとすぐ先に拝殿がありました
拝殿
手を合わせます
御祭神として「宇乃遅彦命」「須我袮神」、それにスサノオ、稲田姫(クシナダヒメ)、オオクニヌシの5柱の神様が祀ってあります
「宇乃遅彦命」「須我袮神」は記紀には無く、出雲国風土記にのみ出てくる神様です
大原郡海潮郷(おおはらのこおりうしおのさと)の項目には、
宇能治比古命(うのじひこのみこと)が自分の親の須義袮命(すがねのみこと)を恨んで、北の出雲の海から潮を押し上げて溺れさせた。なのでこの地を海潮という、と記述されています。
海塩郷というのは現在の雲南市大東町中湯石のあたりで、海潮温泉がわいています
宇乃遅彦命と須我袮神は親子仲が悪かったようですが、今はこの本殿に仲良く鎮座されているのでしょう
境内奥には末社が並んでいます
稲荷神社と社日塔
神社名・御祭神不明の末社
ふたつの祠の間には、何故か小さな石仏
といった感じで、再び石段降りて門前に出てきました
ここからさらに歩いていき、
見えてきたのは次の目的地、神原神社です
施設名 | 宇能遅神社 |
所在地 | 島根県雲南市加茂町宇治342 |
電話 | |
FAX | |
営業時間 | |
定休日 | |
料金 | 境内無料 |
交通 | JR木次線加茂中駅より徒歩15分 |
バリアフリー情報 |
|
駐車場 | 無 |
令和5年8月現在
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