出雲国風土記を巡る旅 17 / 青春18令和5年夏紀行 4日目
布須神社のほうへ歩いていきます
道路の奥に鳥居が見えますが、
ん・・・鳥居の先に、参道が続いていない・・・
鳥居の正面の斜面の上に神社の社殿は見えるのだが・・・
どうやらむかしは参道の奥の斜面に石段が続いていたが、老朽化か何かの理由で撤去されたものと思われます
布須神社は出雲国風土記の大原郡の寺社の項目に「布須社」と記載してあります
鳥居の横にある手水鉢
では、神社へ続くアスファルト敷のつづれ折れの道を登っていきます
神社の社殿が見えてきました
神社の境内に入ると、その入り口に、
社日塔のように見えますが、下の案内板には「荒神さん」と記載してありました
境内社の祠がふたつ
右の木製の祠が「金比羅神社」、御祭神は金山彦命となっています。火の神カグツチを産み重傷を負ったイザナミの嘔吐物から生まれた神で、鉱山の神として信仰されています
讃岐の金刀比羅宮(主祭神はオオモノヌシ)との関係はわかりません
左の石造りの祠は「月表神社」、御祭神は月の神ツクヨミとなっています。
奥に社殿が見えます
元々は昔あったであろう斜面の石段が正式な参道だったので、現在のアスファルト敷の参道からは横向きに建っています
拝殿の正面に工事現場によくある金属製の柵が設けられていますが、
その柵の先には石段が数段だけ残されていましたが、その先の斜面は草地となっており、下の方に先ほど見た鳥居が立っていました
改めて拝殿へ
拝殿の正面の左右には、なにやら出っ張った箱のようなものがついています
その箱の中には
格子の中に神像が安置されていました
御門の神、クシイワマドとトヨイワマドでしょうか
普通は境内の入り口にある隋神門に祀られて神社を守っているのですが、ここでは拝殿に付属しています
なかなか珍しい構造です
左右に隋神に監視され・・・いや、見守られながら、拝殿で手を合わせます
拝殿に続く幣殿と本殿
布須神社の本殿
施設名 | 布須神社 |
所在地 | 島根県雲南市加茂町延野251 |
電話 | |
FAX | |
営業時間 | |
定休日 | |
料金 | 境内無料 |
交通 | JR加茂中駅より徒歩40分 JR加茂中駅より雲南市民バス延野停留所下車徒歩5分 |
バリアフリー情報 |
|
駐車場 | 無 |
令和5年8月現在
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