薩摩国を行く 6
鹿児島県指宿市、枚聞神社(ひらききじんじゃ)の門前に来ています
薩摩国一宮の牧聞神社は、元は開聞岳を御神体としていたそうです。
鳥居から本殿に続く参道の正面に開聞岳を拝むことができます
一の鳥居をくぐって進んでいきます
駐車場の奥に二の鳥居が見えています
二の鳥居の脇にある手水舎
竜の口から水が流れています
ここには柄杓が用意されています
作法にのっとって手水を使い身を清めます
二の鳥居の横に立つ楠
樹の根元にはなにやらいろいろ石碑が建っていますが
御祭神は「牧聞神一座」
「大日孁貴命(天照大御神)を正祀とし他に皇祖神を併せ祀る」だそうです
「大日孁貴命」(おおひるめむちのみこと)というのはアマテラスの別名です
日本書紀にはイザナギとイザナミが日の神を産んだとき、この神の名を「大日孁貴という。これをオオヒルメノムチと読む。ある書によると天照大神ともいう」と記載してあります。
創建は神代の時代だそうですね
和銅元年(708年)とも伝えられ、古来、薩摩一の宮とされていました
正面より勅使殿・拝殿・幣殿・本殿と連なり、これらの建物は慶長15年(西暦1611年)島津公によって再建されたもの、だそうです
「松梅蒔絵櫛笥」
国の重要文化財だそうです
また、この近くの「玉乃井」は日本最古の井戸と伝えられ、山幸彦とトヨタマヒメが最初に出会った場所なんだそうです
二の鳥居をくぐって境内へ、
鳥居の両脇では随神が守っています
宝物館
ここに納められている「松梅蒔絵櫛笥」は「玉手箱」ともいわれているそうな
「開聞岳は上古・・・竜宮界であり、海神豊玉彦尊の宮地であった」
山幸彦とトヨタマヒメの神話は一般的には宮崎県の青島が舞台とされていますが、開聞岳にも同様の伝説が伝わっているようです
なお、宝物館については100円の拝観料が必要です
参道正面に見えるのが「勅使殿」ですね
勅使伝の横にも手水鉢がありました
拝殿の前に立つ勅使伝
拝殿
手を合わせます
塀の奥に屋根だけ見える本殿
施設名 | 枚聞神社 |
所在地 | 鹿児島県指宿市開聞十町1366 |
電話 | 0993-32-2007 |
FAX | |
営業時間 | |
定休日 | |
料金 | 境内無料 |
交通 | |
バリアフリー情報 | 二の鳥居の前に石段があるが木製のスロープが設けられている。境内は勅使殿まではフラットで行ける。 |
駐車場 | 有 |
令和5年3月現在
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