出雲国風土記を巡る旅 令和5年3月編 15 / 青春18令和5年春紀行 初日
直江の都牟自神社に参詣した後、歩いてきました
田圃の中にこんもりとした杜と鳥居
福富の都牟自神社(つむじじんじゃ)、
先ほど参詣してきた直江の都牟自神社と同名の神社です
由緒としては、先ほど参詣した直江の都牟自神社と同じですね
出雲国風土記の出雲郡の条には「都牟自社」(つむじのやしろ)と記載されています。
出雲国風土記における出雲郡の条においては
漆治郷(しっちのさと)は郡家(郡役所)の東、5里270歩(3.2km)のところにある。
神魂命(かむむすひのみこと)の御子に天津枳比佐可美高日子命(あまつきひさかみたかひこのみこと)がいるが、この神が郷の中に鎮座している。この神の別名を薦枕志都治値(こもまくらしつちち)といい、そのためこの郷を志丑治(しつち)というようになった。神亀3年(西暦726年)に字を漆治と改めた。
と記載されています。
案内板とは神名や地名が微妙に異なっています(上記の文章は角川文庫の「風土記(上)」の読み下し文からぼくが現代語訳しました)
神魂命(かむむすひのみこと)とは造化三神のカミムスビのことでしょうか
なぜ同名の神社がすぐそばにふたつあるのか、出雲国風土記に記された神社がこのどちらなのか・・
よくわかりません
手水舎
水は出ていません
手水舎の隣に蛙の石像
参道の左右をそれぞれ「隋神社」が守っています
最近建てられたらしい、真新しい拝殿
シンプルな扁額
奥の本殿も真新しく、白木がまぶしい
境内の一角
社日塔と石祠
石祠の御祭神はわかりません
稲荷神社
鳥居の先の建物は拝殿でしょうか
その奥に稲荷神社の祠があります
大船神社
御祭神はわかりません
御神木
大蔵神社
これも御祭神はわかりませんが、オオトシの神かな?
(スサノオの息子で豊穣の神)
狛犬に守られた、注連縄が巻かれた岩もあったりしましたが、
ここらで次の目的地へ向かいます
施設名 | 都牟自神社 |
所在地 | 島根県出雲市斐川町福冨133 |
電話 | |
FAX | |
営業時間 | |
定休日 | |
料金 | 境内無料 |
交通 |
JR直江駅より徒歩40分 |
バリアフリー情報 | 境内はほぼフラットで段差無し
|
駐車場 | 有 |
令和5年3月現在
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