忌宮神社 令和4年12月 前編

長門の史跡を歩く 9

 

山口県下関市長府の忌宮神社に来ています

 

 

ここは第14代仲哀天皇熊襲征伐のために行幸した際に仮宮を置いたところです。

 

 

仲哀天皇はその後筑紫の詞志比宮(現在の香椎宮)まで進軍しましたが、そこで「熊襲より朝鮮を攻めよ」という神託を信じず、その祟りによって崩御されました。

その後は皇后であるオキナガタラシヒメ(神功皇后)が神託の通り朝鮮に向けて進軍しています。

 

 

なお、律令制における長門国の国庁は現在では所在不明となっていますが、この忌宮神社周辺と考えられています。

 

「鬼石」

 

柵の中には石が六角形に組まれています

 

 熊襲をそそのかして朝廷に矢を向けさせた「塵輪(じんりん)」という新羅人の首が埋まってるそうな。塵輪の首が鬼のようだったので「鬼石」なんだそうです。

 

 

手水舎

 

近づくとセンサーが反応して水が出てきました

 

神門をくぐって奥へ

 

 

 

拝殿

手を合わせます

 

本殿は塀の向こうに屋根だけがわずかに確認できます

 

 

境内の一角にあった社殿

何なのかはよくわかりません

 

 

広い境内の一角に

 

神功皇后お手植えのさか松」

茂っている松はその「さか松」の子孫だそうです。

 

 

 

「神宮皇后 御手うゑ さかまつ」と彫ってある石碑

 

 

奥に阿ある屋根に守られた切り株が、神功皇后お手植えのさか松でしょうか

 

こちらは「宿祢の銀杏」

 

武内宿祢(たけうちのすくね)が植えた銀杏の子孫だそうです。

 

武内宿祢は300年以上の生涯の間、景行・成務・仲哀・応神・仁徳の5代にわたり天皇に仕えたという重臣です。

 


 

施設名 忌宮神社
所在地 山口県下関市長府宮の内1-18
電話 083-245-1093
FAX  
営業時間  
定休日  
料金  
交通 長府駅より徒歩25分
長府駅よりサンデン交通バス6分城下町長府下車徒歩5分
バリアフリー情報
 
駐車場

令和4年12月現在

 

 

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