養老鉄道 養老~美濃山崎

ヤマトタケルの足跡をたどる 15

 

菩提寺境内の当芸野を訪ねて、養老駅まで戻ってきました。

自動券売機で美濃山崎まで、370円の乗車券を購入。

 

 

養老駅の改札口。

 

自動改札機はありません。

柵が閉まっており、列車の出発時刻が近づくと駅員が来て柵を開けて入場するという、昭和時代そのままのやり方で改札を行っています。

 

列車が入ってくる数分前に駅員さんが改札を始めました。

きっぷにスタンプを押してもらって入場。さすがにハサミ(改札鋏)ではありませんでした。

 

駅舎の外には臨時改札口もありました。

 

観光シーズンに使われるのでしょうか。

 

養老8時47分発、桑名行き電車。

近鉄線時代から使われていた電車です。

 

養老鉄道は元は近畿日本鉄道の路線でしたが、経営悪化のため分離独立させたものです。

 

ロングシートの車内

 

運転台かぶりつきを決め込みます。

 

ヤマトタケルはこの道のりをを「たぎたぎしく」なった足で、ただひたすら望郷の念に駆られて、病の身体を押して大和まで歩みを進めていたのでしょうか・・・

 

 

ところで、日よけは鉄道車両に一般的な巻き上げカーテンですが、カーテンレールには爪をひっかける切れ込みがありません。

かといってフリーストップでもありません。

 

ではどうするのかというと・・・

 

窓枠の下にある、このフックに引っ掛けるんですね。

 

こんな感じ。

 

わたしは日本全国の鉄道に乗ってきましたが、こんな日よけは近鉄車両だけでした。

 

 

 

 

 

 

美濃山崎9時10分着。ここで降ります。

 

 

 

美濃山崎駅

駅舎はなく、小さな待合室だけの無人駅です。

 

美濃山崎駅からグーグルマップを見ながら歩いていき、

 

そしてつきました。

ヤマトタケルが杖をつきながら登ったという伝説が残る「杖突坂」です。

 

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