カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

大菩提寺

ヤマトタケルの足跡をたどる 14 / 青春18令和4年夏紀行 3日目

 

養老鉄道に乗って、岐阜県養老郡養老町養老駅までやってきました。

 

駅前のひょうたんを持った男の銅像

養老の滝に伝わる、養老伝説の主人公の像ですね。

 

 

この伝説がきっかけで、元正天皇の御代、年号を「養老」と改元したそうです。

 

 

 

 

養老の滝までは、ここから約4km離れているそうです。

 

 

 

 

 

 

さて、では、養老の滝のほうに向かって歩き始めます。

 

・・・と言っても、目的地は養老の滝ではないのですが・・・

今回は「ヤマトタケルの足跡をたどる」旅であり、時間の都合上、養老の滝訪問はまた次の機会にします。

 

この橋のが架かる川の上流に「養老の滝」が存在します。

 

 

坂道をえっちらおちら登っていき、

 

 

そしてたどり着きました、目指してきた「養老山 大菩提寺

 

 

お寺そのものは近世に建てられたもので、ヤマトタケルとは直接の関係はないようです。

 

本堂

 

・・・そして・・

 

境内の一角、盛り土の上に一本の石碑が建っています。

 

そう、これを目指してここまで来ました。

 

日本武尊 史跡 当芸野」とだけ彫ってある石碑

 

そう、ここは大和へ戻る途中のヤマトタケルが訪れた地なのです。

 

ヤマトタケル伊吹山で神の怒りにふれ、熱病にかかってしまいます。その後、居醒の清水で体を冷やして息を吹き返しました。

そして病に侵された身体でヤマトタケルは大和に向かって歩き続けます。

 

そしてこの地に来たとき

「我が心はいつも自由に大空を飛び回っていた。しかし今、わたしの足は歩くこともできず、たぎたぎしくなってしまった」

と、嘆いたといいます。

 

 

 

このことからこの地を「当芸」(たぎ)というようになった、と古事記には記載してあります。

 

 

 

境内に安置してある観音様

 

そして境内の一角には小さな神社がありました。

 

鳥居の奥には、上屋根に守られた小さな祠

 

御祭神はわかりません。もしかしたら、ヤマトタケルでしょうか。

 

では、大菩提寺を離れて、また元の道をたどって養老駅に戻ります。

 

 

途中にあった「千人塚一号古墳」

 

 

 

養老鉄道養老駅まで戻ってきました。

 

 

施設名 養老山 大菩提寺
所在地 岐阜県養老郡養老町養老1193
電話  
FAX  
営業時間  
定休日  
料金 境内無料
交通

養老鉄道 養老駅より徒歩15分

バリアフリー情報  
駐車場

 

 

 

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