善通寺 平成30年2月 後編 から続く
では善通寺駅から、あとはまっすぐ帰ります。
まずは善通寺駅から岡山へ。
善通寺発10時57分発の岡山行き鈍行に乗ります。これに乗れば岡山まで乗り換えなしで進んでいくことができます。
琴平始発でやってきた列車は黄色一色の国鉄電車。JR西日本所属の電車のようです。
扉は半自動で、手で開ける必要があります。
車内。座席の表布はブルーから海老茶色のものに張り替えられ、ビニール製のヘッドレストカバーがついていますが、それ以外は国鉄時代のままです。
通路を広く取った狭い座席、斜めになったアームレストなどに初期の国鉄近郊型電車の特徴が見られます。
車内の銘板を見ると、昭和51年製造の115系電車でした。
通路を広く取った狭い座席、斜めになったアームレストなどに初期の国鉄近郊型電車の特徴が見られます。
車内の銘板を見ると、昭和51年製造の115系電車でした。
座席に座ってみると、座面はやや高く、バックレストの腰に当たる部分のふくらみが浅く、後期の改良されたものに比べて座り心地は劣ります。
(後期の改良型はアームレストが水平についているので外見でもすぐわかります。改良型、リンク先4枚目の写真)
(後期の改良型はアームレストが水平についているので外見でもすぐわかります。改良型、リンク先4枚目の写真)
では、昨日から過ごした善通寺を後にします。
菜の花がすでに咲いています。
讃岐平野を進みます。
宇多津駅。ここから瀬戸大橋に入り、岡山へ渡ります。
瀬戸大橋は香川県坂出市と岡山県倉敷市を島伝いに結ぶ10の橋の総称です。昭和63年供用開始。2層式の鉄道道路併用橋で、上層を瀬戸中央自動車道が、下層のトラス部分にJR四国の本四備讃線が通っています。
昨日は上の高速道路を通って四国入りしましたが、まだ真っ暗でした。今日は明るい中、下を列車で帰ります。
宇多津の街を過ぎると海に近づき、これからわたる瀬戸大橋の全景が見えてきます。
橋の鉄骨の中に入りました。いよいよ海上に入ります。
瀬戸内海、海の上を走ります。眼下には大型船舶が行きかっています。
瀬戸中央自動車道の与島パーキングエリア。
再び海上を走ります。
島伝いに橋は架けられています。有人島のようですが駅はありません。
もうすぐ本州です。
そして対岸に上陸、列車はすぐにトンネルの中に入ります。
児島から茶屋町までは瀬戸大橋と合わせて建設された路線で、高架線とトンネルで直線に突っ切ります。
新幹線の高架が見えてきて、やがて12時29分、岡山着。
善通寺から乗ってきた電車。
≪リンク≫
にほんぶろぐ村 九州旅行←こちらも見てください