本四備讃線 2534M 善通寺~岡山

 
では善通寺駅から、あとはまっすぐ帰ります。
まずは善通寺駅から岡山へ。

善通寺発10時57分発の岡山行き鈍行に乗ります。これに乗れば岡山まで乗り換えなしで進んでいくことができます。
 
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琴平始発でやってきた列車は黄色一色の国鉄電車。JR西日本所属の電車のようです。
扉は半自動で、手で開ける必要があります。

 
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車内。座席の表布はブルーから海老茶色のものに張り替えられ、ビニール製のヘッドレストカバーがついていますが、それ以外は国鉄時代のままです。
通路を広く取った狭い座席、斜めになったアームレストなどに初期の国鉄近郊型電車の特徴が見られます。
車内の銘板を見ると、昭和51年製造の115系電車でした。
 
座席に座ってみると、座面はやや高く、バックレストの腰に当たる部分のふくらみが浅く、後期の改良されたものに比べて座り心地は劣ります。
(後期の改良型はアームレストが水平についているので外見でもすぐわかります。
改良型、リンク先4枚目の写真
 
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では、昨日から過ごした善通寺を後にします。
 
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菜の花がすでに咲いています。
 
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讃岐平野を進みます。
多度津駅を過ぎると、JR四国多度津工場へ続く引き込み線が分かれていきます。
電車は丸亀駅を過ぎ、
 
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宇多津駅。ここから瀬戸大橋に入り、岡山へ渡ります。

瀬戸大橋は香川県坂出市岡山県倉敷市を島伝いに結ぶ10の橋の総称です。昭和63年供用開始。2層式の鉄道道路併用橋で、上層を瀬戸中央自動車道が、下層のトラス部分にJR四国本四備讃線が通っています。
昨日は上の高速道路を通って四国入りしましたが、まだ真っ暗でした。今日は明るい中、下を列車で帰ります。
 
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宇多津の街を過ぎると海に近づき、これからわたる瀬戸大橋の全景が見えてきます。
 
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橋の鉄骨の中に入りました。いよいよ海上に入ります。

 
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瀬戸内海、海の上を走ります。眼下には大型船舶が行きかっています。

 
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瀬戸中央自動車道の与島パーキングエリア。
 
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再び海上を走ります。
 
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島伝いに橋は架けられています。有人島のようですが駅はありません。
 
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もうすぐ本州です。
 
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そして対岸に上陸、列車はすぐにトンネルの中に入ります。
 
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児島駅着、11時32分JR四国の管轄はここまで、ここからJR西日本の路線となります。
ここで23分間停車、高松から来た快速電車に追い抜かれます。
 
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児島から茶屋町までは瀬戸大橋と合わせて建設された路線で、高架線とトンネルで直線に突っ切ります。
 
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そして茶屋町を過ぎると地上に降りて走ります。茶屋町からは宇野線に入ります。宇野線は岡山~茶屋町~宇野間の路線で、昔から宇高連絡線と接続し四国連絡のルートとなっていました。
 
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新幹線の高架が見えてきて、やがて12時29分、岡山着。
 
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善通寺から乗ってきた電車。
 
これで今回の四国行き、秘境駅坪尻探訪 ・ こんぴらさん参り善通寺及び宿坊温泉訪問、 完結です。
岡山からは新幹線で一直線に帰ります。
 
≪リンク≫
 
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