善通寺宿坊 いろは会館 後編 より続く
再び御影堂へ向かいます。
御影堂の中に入り、右手の受付所で戒壇巡りを申し込みました。
(なお、お堂内は撮影禁止となってましたので、この先写真の掲載ができません。文章のみとなりますがご了承ください)
戒壇巡りは「暗闇の中で自己を見つめ直し、お大師様と結縁できる道場」だそうです。
受付所の作務衣姿の男性は
「靴を下駄箱に入れて、左手で壁を触りながら「南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)」と唱えながら進んでください。最後に階段上がって、障子を開けてスリッパはいて宝物館のほうに進んでください」と言われました。
「靴を下駄箱に入れて、左手で壁を触りながら「南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)」と唱えながら進んでください。最後に階段上がって、障子を開けてスリッパはいて宝物館のほうに進んでください」と言われました。
遍照金剛とは弘法大師の別名で、お大師さんに帰依します、すなわちお大師さんを心のよりどころにします、といった意味のようです。
民間ではなまって「生麦大豆二升五合(なまむぎだいずにしょうごんごう)」と伝えられたりもしているそうです。
民間ではなまって「生麦大豆二升五合(なまむぎだいずにしょうごんごう)」と伝えられたりもしているそうです。
中に入り、階段を降りていきます。
・・・真っ暗、一点の明かりもありません。
言われた通り、左手で壁を触りながら「ナムダイシヘンジョウコンゴウ」と唱えながら曲がりくねった通路を進んでいきます。
・・・真っ暗、一点の明かりもありません。
言われた通り、左手で壁を触りながら「ナムダイシヘンジョウコンゴウ」と唱えながら曲がりくねった通路を進んでいきます。
真っ暗な中・・・この先何があるんだろう・・・すると先のほうに、ぼーっと灯りが・・・
進んでいくと、電灯が明々と照らす明るい空間がありました。そこに祭壇があり、仏像が祭ってありました。仏像は弘法大師像だったかと思いますが、記憶があいまいです。・・・まだまだ修行が足りぬなあ・・・
そこにセンサーが設置してあったのでしょう、ぼくが入ると、スピーカーから読経とともに、お大師さんの法話が流れてきました。
祭壇の前に立ったまま、じっと耳を傾けておりました。1~2分ぐらいだったかと思います、法話が終わると、そこは静かな空間になりました。
祭壇の前に立ったまま、じっと耳を傾けておりました。1~2分ぐらいだったかと思います、法話が終わると、そこは静かな空間になりました。
祭壇の前の賽銭箱にお賽銭を入れて、合掌してから、その空間を出ます。
また真っ暗な通路を左手でたどりながら進みます。
再び目の前に明かりが見え、階段を上ります。
するとそこは、またもとの御影堂の中でした。
再び目の前に明かりが見え、階段を上ります。
するとそこは、またもとの御影堂の中でした。
煩悩のかたまりである狩場タクロウですが、お大師さんとの結縁はできたでしょうか。
最初に言われた通り、障子を開けると、そこは御影堂の裏側。
下駄箱の中にスリッパが置いてありましたので、それをはきます。
下駄箱の中にスリッパが置いてありましたので、それをはきます。
通路を進みます
宝物館への通路の途中にある、産湯の井戸。
宝物館の入り口。
この先、再び撮影禁止となります。
宝物館の中は、古代の考古学的出土物や様々な仏像、仏教絵画などが展示されていました。
またもとの出入り口から出て、元の通路を戻り、下駄箱にスリッパを戻し、障子を開けてお堂の中に入り、今度はお堂の中を横切って最初の受付場所に戻ります。受付の方に「ありがとうございました」というと「良いお参りでした」と返されました。
外に出て、境内の裏手のほうに進んでみます。
裏門を出て、橋を渡ると駐車場、その向こう側にあるのが
香色山です。
山の周囲に四国88か所が集められており、一周すると88か所のお寺にお参りできるようです。
再び元の道を引き返し、東院に戻ってまいりました。
赤門から出て、商店街を歩いてみます。
商店街の中の、赤門七仏薬師。お参りすると乳の出がよくなるそうです。
商店街からちょっと離れたところにある足湯「供待の湯」、善通寺観光御交流センターに隣接。
商店街を抜けて、善通寺駅へ向かいます。
前来た時にも立ち寄った、四国学院大学。
≪リンク≫
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