陸奥国を行く 5
宮城県仙台市の陸奥国分寺・国分尼寺ガイダンス施設に来ています
聖武天皇の詔により建立された国分寺・国分尼寺ですが、時代とともに衰退していきます
衰退していた国分寺・国分尼寺を復興させたのが初代仙台藩主の伊達政宗でした
国分寺は仙台藩の庇護を受け、学頭坊・別当坊・院主坊など25の僧房を有する大寺院となりました
明治時代になり仙台藩の保護を失い廃仏の風潮もあって24の僧房が廃絶し、唯一残った別当坊が陸奥国分寺を継承しています
陸奥国分寺は昭和30年から5年間にわたり発掘調査が行われ、寺の主要構造物が明らかになりました
発掘による出土物ですね
陸奥国分寺の建造物のうち、薬師堂、仁王門、白山神社本殿が文化財として指定されています
いずれも初代仙台藩主伊達政宗、および2代目藩主伊達忠宗による建立です
松尾芭蕉も訪れていたそうです
出土した様々な瓦
与兵衛沼窯跡からの出土物
外に出てきました
冷房の効いた館内から出ると、例年にない7月の猛暑が容赦なく身体を攻撃してきます
陸奥国分寺のほうへ向かいます
施設名 | 史跡陸奥国分・国分尼寺ガイダンス施設 |
所在地 | 宮城県仙台市若林区木ノ下2丁目5-1 |
電話 | 022-214-8893(仙台市教育局文化財課) |
FAX | |
営業時間 | 9:00~17:00(入館16:45まで) |
定休日 | 年中無休 |
料金 | 無料 |
交通 | 仙台市営地下鉄 東西線 薬師堂駅より徒歩5分 |
バリアフリー情報 | 天平回廊側にスロープ有、館内段差無、多目的トイレ有 |
駐車場 | 有 |
令和5年7月現在
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