大山祇神社 前編 令和6年3月

山の神を訪ねて 令和6年3月編 7

 

愛媛県大三島にある大山祇神社(おおやまつみじんじゃ)までやってきました

 

 

鳥居に拝礼し、境内へ

 

 

大山祇神社の御祭神はオオヤマツミ、山の神様です。

古事記や日本書記にはオオヤマツミ自身が活躍したという記述はありません。しかし孫をスサノオのもとに嫁がせたり、娘を天孫二ニギに嫁がせたりと、なかなか抜け目ない神様です

 

 

 

案内板には「天照大神の兄神」と書いてありますが・・

確かにイザナギイザナミの神生みの時に産まれた神様なので、イザナギを父とするアマテラスとは兄妹ではありますね・・・

 

神武東征の際、オオヤマツミの子孫の小千命(おちのみこと)が芸予海峡の要衝である御島(おおみしま)に鎮祭したことが大山祇神社の創始だそうです

 

 

 

鳥居の横に立つ絵馬殿

休憩スペースになっています

 

絵馬殿横の「斉殿」

 

 

 

斉殿の奥の「御桟敷殿」

 

 

 

総門をくぐっていきます

 

総門を入った境内

 

手水舎

 

 

石段の上に神門がそびえています

 

大山祇神社は「地神・海神兼備の大霊神として日本の国土全体を守護し給う神であることから古代より日本総鎮守と尊称され・・・」なんだそうです

 

神門をくぐって中に入ります

 

正面に拝殿

 

拝殿

手を合わせます

 

拝殿向かって右側に「上津社」の拝所があります

 

上津社の拝所

格子の隙間から覗くと、

 

奥に上津社の本殿が見えました

御祭神は現地奈内板や公式サイトからはわかりません

 

本宮拝殿の正面奥に建つ大山祇神社の本殿

 

拝殿向かって左側の「下津社」の拝所があります

 

下津社の拝所

こちらも格子の隙間から奥を見ると、

 

本宮の左側に建つ下津社の本殿が見えました

 

拝殿から続く回廊の中に「隼人の舞」の像が安置されていました

 

 

海幸山幸の神話で知られる海幸彦と山幸彦は天孫二ニギの御子です。

 

海幸彦と山幸彦の争いに勝利したのは弟の山幸彦の方で、津波を起こして海幸彦をおぼれさせました。山幸彦は今に続く皇室の祖先となりました。

敗れた兄の海幸彦は隼人の祖先となり、朝廷に出仕するときは津波におぼれたときの様子を再現した「隼人の舞」を踊るようになったといわれています

 

kojikinohanasi.hatenablog.com

 

 

大山祇神社と上津社・下津社の拝殿

 

後ろ側から見るそれぞれの本殿

 

施設名 大山祇神社
所在地 愛媛県今治市大三島町宮浦3327
電話 0897-82-0032
FAX 0897-82-0019
営業時間  
定休日  
料金 境内無料
交通 伊予鉄松山市駅・JR今治駅よりせとうちバス松山・今治~大三島線
  大山祇神社前下車すぐ

☆福山よりしまなみライナー福山線に乗車
☆広島よりしまなみライナー広島線に乗車、
  大三島BSで上記松山・今治大三島線に乗り換え
 
バリアフリー情報  
駐車場

令和6年3月現在

 

 

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