陸奥国分寺跡 前編

陸奥国を行く 6

 

 

宮城県仙台市陸奥国国分寺跡に来ています

 

 

陸奥国分寺跡は大正11年に、陸奥国分尼寺跡は昭和23年に国の史跡に指定されました

 

国分寺天平13年(741年)、国分尼寺とともに聖武天皇の詔により建立されました

全国の国分寺の中で最も北に位置してます

 

 

 

陸奥国分寺跡には江戸時代に再建された薬師堂、仁王門、鐘楼、准胝観音堂、白山神社が建っています

 

陸奥国分寺の入り口、仁王門

初代伊達藩主の伊達政宗により建立されました

宮城県指定有形文化財となっています

 

この仁王門の位置には、かつて陸奥国分寺の南大門が建っていました

 

 

仁王門をくぐり、

 

広大な陸奥国分寺の跡地を進んでいきます

 

 

 

中門跡

 

 

 

中門の礎石が復元されています

 

 

 

金堂跡

 

 

 

ここも礎石が再現されています

 

手水舎がありました

 

「御祈祷申込所」

 

御朱印やお札・お守りもここでいただけるようです。

 

陸奥国分寺は中世には衰退しましたが、伊達政宗により再興され、江戸時代には25もの僧房をもつ大寺院となりました

明治になり仙台藩の保護を失い廃仏の風潮もあって24の僧房が廃絶し、唯一残った別当坊が陸奥国分寺を継承し、薬師堂の管理も行っています

 

 

伊達政宗が建立した薬師堂

かつての陸奥国分寺の講堂跡に建てられています

 

明治36年に古社寺保存法による特別保護建造物に指定されました。これは現在の文化財保護法による重要文化財に引き継がれています

 

大崎八幡宮とともに桃山建築の代表的な建造物です

 

薬師堂

周囲にはロープが張られて立ち入れません

 

 

 

慈母観音

 

慶長12年(1607年)に建立された薬師堂

 

施設名 陸奥国分跡
所在地 宮城県仙台市若林区木ノ下3丁目15-3
電話  022-214-8893(仙台市教育局文化財課)
 022-291-2840(陸奥国分寺薬師堂)
FAX  
営業時間  
定休日  
料金 無料
交通 仙台市営地下鉄 東西線 薬師堂駅より徒歩10分
バリアフリー情報 敷地内には段差を迂回するスロープ通路あり、多目的トイレは隣接するガイダンス施設内にあり
 

≪段差を迂回するスロープ≫

駐車場

令和5年7月現在

 


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